母の言葉

私は親の悪口を書きたくありません。

だから
○親と言う言葉が大嫌いです。

どうしてそんな言葉があるのか
誰がそんな言葉を作ったのか
誰がそんな言葉を必要とするのか

その言葉を私が10年
いえ20年前に知っていたら
誰かに助けてと訴えかけることが出来たのでしょうか

子供は何年経っても無力です。

私の心はだから
子供のままなのかもしれません。

親が子供を死ぬまで追い詰める
こんなこともう忘れました。

私が母を捨てました。

だって
幾度も幾度も
死んでくれと言われたからです。

何年か前に父に伝えました。

「お母さんのお葬式には出ない」

情が湧くからです。

彼にも何年も前に
何でそんなことになったのか伝えました。

私が唯一素直にすんなり伝えられた相手です。

だから大切なんです。

彼には隠し事はありません。

初めて会った頃

「どうして車イスなの?」

こう身をかがんで私目線で聞いてくれた優しい人です。

だから
ずっとこの人の味方でいようと決めました。

世間が何を言おうが
絶対に彼を否定するようなことは言わないと決めました。

それは心が死んでしまうことだからです。

愛を育むと言うことは
素直に相手に人生の喜怒哀楽を伝え共有し編み込んでいくレイのよう。

喜びも哀しみも
綺麗な華の思い出にして
紡いでいくこと。

私の大切な人
最愛の人。




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