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【ばあばのさりげない日々】取材で出会った神秘的な美「曼荼羅アート」

街道の駅「赤馬館」今月号のチラシ、サロン展示の告知に目がとまる。
曼荼羅まんだらアート原画展」美しい作品の写真に心ひかれた。
いったい何で描かれているのだろう?
繊細な線で描かれた図形の色合いが、神秘的で美しい。
私の知っている仏教絵画の曼荼羅とは、一味違っていた。

#最近の学び

*曼荼羅アート

曼荼羅をえがくことは、心の癒やしや内観をするセラピーとして古くからあったらしい。
手法も様々で、曼荼羅模様をペンで描いたり色を塗ったり、糸を用いてえがくこともあるとのこと。
規則性のある図形が組み合わさり、幾何学模様を作り出し美しい柄となる。

今回出会った曼荼羅アートは「点描曼荼羅アート」というものだ。
曼荼羅模様にボールペンで点を打って色を付けていく手法になる。
見るからに根気のいる作業のようだが、内観に役立つと言うのはうなずける気がする。

*曼荼羅(まんだら)

曼荼羅とはサンスクリット語で「本質を得る」という意味を持ち、漢字にあてはめたもの。
描かれる図形や模様は、私たちの身近に存在する自然がおりなす形や模様がモチーフとなっている。

曼荼羅アートでは、描いたときの心の状態が反映されるといわれている。
○を描くにしても、心が穏やかでなければ、きれいな○にはならない。

また曼荼羅で使う色一つ一つにも、意味があるとされる。
図形と色を繰り返し描いていくことで、心が瞑想的になっていくという。

*曼荼羅アートを知って

世の中にはいろいろな心の癒やし方がある。
曼荼羅アートもまたその一つの方法で、古くからセラピーとして活用されていることを知った。

むかし油絵を15年ほど、教室に通いながら描いていたことがある。
絵の具をキャンバスに重ねるとき、まわりの音は消え、自分だけの世界に入り込んだ。

曼荼羅アートを鑑賞しながら、ふとあのときの感覚がよみがえった。
一つのことに集中するとき、人は自分の心と向き合い癒やせるのだ。
曼荼羅アートを知って、そのことを思い出した気がする。


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