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エンジニアにとって東京で働く大切さ
Aidemyの石川さんがエンジニアが大手に就職してしまうことや東京から地理的に離れてしまうデメリットについて言及していますね.私の体験についても少し書いてみます.
情報系出身のエンジニアは、スタートアップに就職する人が多いですね。大手に技術職で入るとコードは書けなくなるし、研究職は地理的に東京から離れてしまうのが懸念材料になりやすいです。
— 石川 聡彦(Aidemy) (@ai_aidemy) May 26, 2019
東大AI人材、新興勢に就職 選ばれぬ大手に改革迫る:日本経済新聞 https://t.co/if3hG82TG5
私が2015年に新卒で入った企業は,大手企業の理系職であり東京都内に住むことができるといった点が大きな決め手でした.私が採用された飛行機のフライトシミュレーターのエンジニアというお仕事はとても珍しい部署で社内でもあまり存在を知られていませんでした.(笑)
簡単に説明するとパイロットやCAさんが訓練で使用する機器を整備し,全般的に訓練をサポートするお仕事です.その訓練センターが羽田にしかないため,地方の空港に転勤となる可能性は自ら強く希望しない限りはありません.
採用面接でも「東京にしか拠点ないから地元の空港で働くとかできないけど,大丈夫?」と確認されました.航空業界では地方の空港に転勤を言い渡されることは普通なので,私にとってこれは非常にラッキーでした.
東京に住んでてよかった点を列挙してみると,以下の2つが挙げられます.
1.気軽にエンジニアの勉強会への参加もでき,新しい技術にキャッチアップしやすい.2.転職の際にも交通費や時間があまりかからないため,いろいろな企業に応募しやすい.
一方,大手の総合電機メーカーに就職した友人は,神奈川の奥の奥の方にある研究所などで勤務していました.生活はのんびりしていて楽しそうでしたが,都内に出てくるのは時間がかかります.
私もその友人も転職したのですが,東京まで片道1時間以上かかる中での転職活動は大変そうでした.当たり前ではありますが,チャンスの多い東京に住んでいることって大切ですね.
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