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2022年3月の記事一覧

ロシアの戦車が爆破された映像で喜んではいけない。中の兵士は即死しているはずだ。

ロシアの戦車が爆破された映像で喜んではいけない。中の兵士は即死しているはずだ。

ロシアの戦車が爆破された映像で喜んではいけない。
中の兵士は即死しているはずだ。
我々は即死のシーンを見ているのだ。

戦争のプロパガンダに騙されてはいけない。
一方が正義であり、一方が悪であり、悪を滅ぼすことで快哉を叫ぶというシンプルなことではない。
戦争は野球やサッカーのようなスポーツではない。
常に双方の国で、大量の人が死に、傷ついている。
簡単にプロパガンダにのるのはやめよう。

「戦争プロパガンダ10の法則」

「戦争プロパガンダ10の法則」

ロシアによるウクライナ侵攻から1ヶ月。非常に辛く悲しい気持ちで日々を過ごしている。この写真のようになんでもない普通の夕暮れの空をミサイルが飛んでくると想像すると、そこがいかに地獄であるのかが、何百万分の一ぐらいだけだが、わかる。

Facebookで、「戦争プロパガンダ10の法則」というものを知った。
怖ろしいほど、今の状況にピッタリだ。なんと2002年に、私が以前勤務していた草思社から出た本だ。

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これは経済がタフなのか、それとも怖ろしいことに戦争に慣れてしまったのか

これは経済がタフなのか、それとも怖ろしいことに戦争に慣れてしまったのか

ウクライナでの戦闘が激化し、終わりが見えない状況。
ロシアへの経済制裁も強烈であり、ロシア国債のデフォルトもあり得ると言われている。
そんな中、アメリカ経済の代表的な株価指数であるSP500の株価は急激に進行前へと戻している。
金融会社の株のディーラーや経済学の専門家がロシアの戦況を語っていることもそら恐ろしいが、戦争状態であることを踏まえての株価の上昇が、心を冷え冷えとさせている。
良く言えば、

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子どものいのち、民間人のいのち、兵士の命

子どものいのち、民間人のいのち、兵士の命

ウクライナ紛争によるロシア軍の無差別攻撃、その惨状は正視に耐えない。正直って精神的に耐えられないぐらいだ。
よく新聞などで報道されるのが民間人の死者??名(うち子ども??名を含む)というもの。罪もない無垢なこどもたちの命が失われるのは耐えがたいことだ。激しい怒りにかられる。はやく戦争を終わらさなくてはならない。
ただ、ふと思うのは、子どものいのちがけが特別なのではなく、同じように大人のいのちだって

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それは人生でやりたいことなのか。

それは人生でやりたいことなのか。

Noteでスキしてくれた方の「それは人生で必要なことなのか」という示唆深いエントリーを読んだ。

振り返ってみれば、人生で必要なことってそんなに多くなかったかもしれない。

ムダの方が多い。取るに足らないことの方が多い。

でもやりたくてやったこと、やることが楽しいと思えたこともあった。

だから。

僕は必要でなくていいけど、やりたいこと、好きなこと、楽しいことだったのか、も問いたいと思っている

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ローランドカークに土下座して謝りたい

ローランドカークに土下座して謝りたい

https://m.media-amazon.com/images/I/51tLCyGaq2L._AC_.jpg

ローランド・カークは、盲目のサキソフォニスト。サックスとか笛をまとめて3本吹く人。そのくらいのイメージしかなかった。
まともに聴くことなく、ゲテモノ扱いしていた、と告白しておく。
(ライブハウスなどでサックスを2本吹く芸、というのを数回目撃していたことの悪影響もあった。)

ところが

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実況される戦争

実況される戦争

スティーブ・ジョブスは確かに世の中を変えた。

スマホによって誰もが写真も動画も撮れるようになって、誰もがネットで写真や動画を発信・ブロードキャストできるようになった。

もはやマスメディアのような特権を持ったものだけが情報を流せるわけではない。ロシアはむりやり報道規制を敷いているが、それがどこまで有効に機能するのだろうか。

一方、ウクライナから実況される戦争のリアリティは、まさにリアルであり、

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AktioNoteでインタビューを受けてくださったパーソナルスタイリストジャパンの政近準子さんに褒められました。

AktioNoteでインタビューを受けてくださったパーソナルスタイリストジャパンの政近準子さんに褒められました。

政近さんは、僕が会社をやめてフリーのライターになってかなり最初期に仕事をさせてもらった方。僕の方はファッションレスキューは知っていたけど、知っていた、というレベルだったし、仕事としてファッションはやったことがなかったから、まぁ、さぞかし迷惑をおかけしたことだと思う。赤面の至りだ。

それ以来仕事でご一緒することはなかったけど、政近さんから数回、スタイリストの学校の卒業制作にコメンテーター的に呼んで

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遠い海の向こうで戦争が始まっていることが苦しくて仕方ない。

遠い海の向こうで戦争が始まっていることが苦しくて仕方ない。

第二次世界大戦もしらないし、朝鮮戦争も知らないが、物心ついてからいつも、どこかで戦争や紛争があった。小学生の頃、家の前の大学でデモがあったのも覚えている。
しかし、いつも戦争はどこかの話だという感覚があって、正直に吐露すれば、戦争にリアリティを感じることもなければ、心を痛めることもなかった。

いよいろアラカンとなり、年をとったからだろうか、それともSNSの進展、ウェブで能動的に情報が得られるよう

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