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とうとう私も・・・

2022年ももうすぐ終わりですね。

今年は年始から仕事も幸先良いスタートが切れたと思ったのも一瞬。
2月にはなぜか私が勤務先から金庫を盗んだという濡れ衣を着せられ、逮捕。ここから私の人生は一変します。

留置場での勾留生活を経験し、全面否認のまま逮捕から1ヶ月ほど経った3月のある日、私は保釈されました。
裁判所に申し立てをした保釈申請はたったの1回。この状況の中で通常は保釈申請は通りません。でもなぜか1発で通りました。私も弁護士先生もびっくりした出来事です。

居住地を実家に制限されましたので、何十年かぶりに親子一緒の生活が始まります。私も母も夢にも思っていなかった出来事です。

5月にこのnoteを始めました。

私も一貫して冤罪を主張しておりますので、このnoteをご覧になった報道機関からも問い合わせがありました。実際のところ国家権力と争っているのですが、私の事件は世間を賑わせる事件ではありませんので、ニュースにすらなりません。それはそれで良かったと思っております。

8月になると、経済的理由から再就職を検討します。
私はもうすぐ50歳。簡単に再就職できる年齢ではありません。でも、東京のちょっとした会社から、内定をいただきました。これも奇跡のような出来事です。

9月に引っ越し、10月に再就職先で勤務開始。
こんな私でも、新しい会社は暖かく迎えてくれました。とってもありがたいことです。

引っ越し直後から、母も何度か、東京に遊びに来てくれました。
長い親子関係の中でも、大変良いひと時を過ごすことができました。

無実を主張する裁判はなかなか始まりませんが、ここまで本当に色々ありました。今年の後半は良いことも続き、来年も頑張ろうと思っていた矢先、

私はコロナウイルスにやられてしまいます。。。

仕事が終わり、自宅で普通に夕食を取っていたところ、いきなりその症状が現れます。発熱は40度近くまで上がり、全身に痛みが走ります。次の日も高熱は下がらないのですが、ここまでの症状はこれだけです。
薬局で解熱剤を購入して服用すると、すっと熱は下がります。でも薬の効果が切れると途端に元の高熱が襲ってきます。母に相談すると「すぐに病院に行きなさい」とアドバイスをもらいました。

翌日、病院に行き検査を受けると案の定コロナ陽性。ここから私の症状が大きく悪化していくのです。

私はワクチン接種を1度も受けておりませんので、それなりの重症化リスクがあります。コレステロールが高いといった以外は、これといった既往症はないのですが、症状が悪化していくと不安になります。

私がコロナウイルスに罹って感じた症状は、①高熱②咳③喉の痛み④鼻水⑤頭痛⑥関節の痛み、そして⑦味覚障害です。

幸いなことに、発症から1週間で症状は大幅に緩和。2週間で完治したかと思う感じです。

でも、もしかしたら重症化していたかもしれませんし、命を落としていたのかもしれません。当時の血中酸素の値は91%。入院ギリギリの状況です。

そこから、無事に戻ってくることができたのは、やはり親のおかげかと思っています。今まで大病もなくここまでくることができたのは、そういう部分が大きいのではないかと。

陽性判定から数日後、大量の食料品とパルスオキシメーターが自宅に届きました。毎日、症状確認の電話もきます。

自分は一人ではないとあらためて実感しました。

今や、コロナウイルスに罹ってしまうのは、誰にでも起こりうることです。
色々な議論もありますが、私はまだまだ手厚い保護があって良いかと思います。それたけ過酷な病気です。

世の中には他人のために一生懸命やってくれる人がたくさんいます。反面、自分の私利私欲のために、一人の人間を落とし入れようとする者もいます。

良いことも悪いこともたくさん経験できた1年でした。
私のやりたいことはまだまだ沢山あります。仕事も楽しくやらせてもらっています。

病気も裁判も負けている場合ではありません。

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