2023.3.26 Leica Q2 × 手前味噌作り
手前味噌•••••自分で自分を褒めること。自慢。▽かつて味噌みそは自家製で、自分が造った味噌を互いに自慢し合ったことからできた言葉。
今年のお花見は晴れ空の下、見物できそうだとホッとしています。
そして、桜の季節は我が家では味噌仕込みの季節でもあります。
妻は自宅で料理教室をしているのですが味噌作りワークショップも開催しています。今年は20名弱の方が来てくれたようです。
ワークショップがひと段落したところでいよいよ自分たちの分を仕込みます。
大豆3kg分です。味噌になると13kgちょっとになります。
朝7時から豆を煮始め11時に良い硬さになりました。14時少し過ぎに片付けを含め終わりました。2人なのでこの時間に終わりますが、1人だと1日仕事です。
作業工程ごとに写真を撮りましたので味噌作りを紹介します。
根気さえあれば誰でもできますが、失敗した時の時間的や金銭的なリスクを考えるとやる気が起きないと思います。しかし、手前味噌は手前味噌ながら格別な味です。
では、どうぞ。
豆を煮ます。
3kgだとコンロはフル稼働です。良い固さになるまで4時間かかりました。
材料は全部で3つ。塩、麹、豆です。
市販味噌の原材料を見るとあれもこれも入っているので購買意欲を失います。
(もちろん生産性やコストや保存性が理由であることは承知しているのですが。)
塩です。
麹です。
豆です。(煮た後)
秘密兵器です。
これがないと3kgも作ってられません。
あとで紹介します。
塩と麹を混ぜます。
右と左の手のひらで麹と塩をするように混ぜ合わせます。
手のひらが赤ちゃんのようにすべすべになります。
思わず妻の頬にすりすりしました笑
すべすべになる理由は、、、、、それが作り手によって味が違うと言われる理由かもしれません。
秘密兵器 豆挽き器の出番です。豆をすりつぶします。
口に豆を投入しハンドルを回します。
ちなみに豆挽き器は日本製です。
出てきました。
筒の中にスクリューが入っていてハンドルを回すとスクリューの溝を通り豆が押し出され、出口にある刃でミンチされ穴から出てきます。
豆のモンブランができました。
良質な豆を使っていますのでこの時点でとても美味しいのですが、塩と麹と豆の割合が崩れてしまうのでつまみ食いしすぎると注意を受けます。
材料を合わせます。
両手を使って力強く混ぜます。
硬過ぎたら豆の煮汁を入れて柔らかくします。
豆団子を作ります。
小学生の頃、泥団子作りにハマっていた人いるのではないでしょうか。
硬くて、表面が滑らかな団子が勝ちでした。
約6kg分の豆団子です(今回仕込み分の半分)。
握力を使う仕事なので、もう半分は自分が担当しました。
豆団子を味噌樽に力強く投げ込みます。
発酵に悪さをする空気を抜きます。
めり込みました。
整えます。
僕のラスト1投です。
最後に塩で蓋をして雑菌の繁殖を防ぎます。
半年経つと美味しい味噌に変化します。
やれやれ今年の味噌作りは終わったかーと安心しましたが、、、、、、
妻から一言。まだ4kgあるよ(ニッコリ _| ̄|○<うっ......
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