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人生いろは 『と』 友 友は人生の活性剤


友達いますか? 沢山いる友達の中で、親友と呼べる人はだれでしょう? 一番身近な人はあなたの親友ですか?

人それぞれ、友だちの範囲の違いがあると思います。 遊び友達、仕事仲間、幼馴染、学友、それぞれ、共通の興味や目的があって、その中で、お互いに好意が生まれ、信頼関係が出来上がる。 そして、お互い楽しい時をすごしたり、一緒に苦労して何かを達成したり、一緒においしいお酒と食事を楽しんだり、悩み事を話して心を晴らしたり。

子供のころ、ティーンのころはしがらみが少ないので、友達はいつもそばにいてくれました。 学校で一緒だったのに、夕方延々とお菓子食べながら話したり、電話で長電話なんて言う経験はありませんか? 
でも、大人になって自分の生活が始まると、いろいろしがらみがあって、時間が自由になりません。 それで、習い事の友だち、ジム友、仕事友達、飲み友達、などなど、機会/活動ごとに違う友達と交友します。 話も、「この人にこれを言ってはいけない」とか、「こんなこと話して時間の無駄かな」とか、考えなくてはいけないような気がしていませんか?

話を変えて、恋人と友だちの違い、パートナー(夫婦)と友だちの違いってなんでしょう。 セックスがあることかな。 旦那/奥さん、恋人/パートナーは親兄弟以外で、一番自分に近い他人です。 胸ドキドキで始まったパートナーシップがどんどん平常化して、生活になってきます。 でも、胸ドキドキの時からの習慣で愚痴とかは親友に話して、嫌なことがあったら飲んで飛ばして家には持って帰ってこないのがあたりまえになっていませんか。 もちろん心配させたくないと言う思いやりなんですけれど。

でも、一番身近な相手が、楽しいことを一番に共有したい人で、困ったことや誰にも言えないことを話せるただ一人の人じゃないのはもったいないと思うんです。

私事の話ですが、私は旦那と出会いボラボラ島と言う小さな島で生活を始めました。知ってる人は誰もいない、英語を話す人も少ない、今のようにソシアルメディアもない、と言う環境下で、話し相手は旦那だけでした。 旦那とクリックした理由も、今まで誰にも言ったことのない自分で秘めていたことを話せたことでしたから、割とスムーズに心を分かち合うことができました。 25年たった今でも、旦那が一番の話し相手です。  

テレビ・YouTubeや出会った人たちから聞くことで、ちょっと理解ができない話があります。 日本の若い人たちは恋人ができない、作らない、一人の方が気楽と。 友達もSNSがあるからそれで充分と。本当ですか? 

悲しいなと思うんです。 利害関係のない交友って、私たち人間にとっての最大の特権じゃないでしょうか。 自分の達成感を自慢と取らないで話せる人がいると、その喜びが倍になります。 迷いを聞いてくれる人がいると、自分の中の気持ちがちゃんとまとまります。 でも、友達忙しそうだし、、、私も出かける時間ないし、、、なんて考えなくてはいけないこと、沢山ありますよね。 だから、SNSで書いてすっきりする方向に、、、、が現状なんでしょうか。

話をすると何か反応が返ってきます。 メディア上ではない、その場の空気の反応が一番大切で、自分の脳を活性してくれるんじゃないかと思うんです。 そして、『話をする』のは自分にとってもすごい活性剤になっている。

じゃあ、『話をする』を習慣にしていこう。 一番簡単なのは、一番身近にいつも一緒にいる人を常の話し相手、活動仲間にすることじゃないでしょうか。 お天気がいいから今日ドライブしようと思って、SMS/SNSして友達の時間確認せずに、「さあ行こう」って出かけられる。 嫌なことがあって、吐き出したいけど、友達の都合聞いている間に薄れちゃう。 それはそれでいいんですが、根源の因は解決してないからまた起こる。どんどんストレスになってきてしまいます。 一番身近にいる人は、私が話したいタイミングで聞いてもらえて、自分のタイミングですから心の整理にたどり着くんです。
 
人生いろんな波風がありますが、『話をする』ことで、その波風の後遺症が小さくなる。 『話をする』相手は友達。 そして、一番身近な人がそれを共有する一番の友達だと簡単。 生活の中で、簡単って大事なことだと思います。 
 
一番身近な人が心を全開できる一番の友達になったらいいなと思うんです。 いつも一緒にいる人に『話をする』習慣を培って、一緒に何かして楽しんで、毎日見聞きしたことを話す。 『友達』、生活の活性剤が側に身近いると、人生がもっと簡単に、欣快で面白く、魅力的に、毎日が生き生きと楽しくなってくると思います。

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