福岡県大川市に移住して丸8年

経ちました。

大川市地域おこし協力隊就任式(2015)

本当にこんなに長く住むことになるとは当初考えてなかったし、家を買うなんて考えたこともなかったので、8年経った今の状況に不思議な気分でもあります。それでも毎日毎日、色々取り組んで考えて決断し続けた結果なので、必然とも言えますが。

大川市公式YouTube

僕が地域おこし協力隊に就任してやったことの大きな一つが、
大川市公式YouTube サイトを開設したことでした。
(当時、まだ大川市にはYouTubeサイトがなかった)
5年くらい前にUPされた動画のほとんどは僕が撮影して編集したものです。
予算も無く、公用車も最初はなかったので、市役所の職員さんに譲っていただいた自転車にカメラ機材乗せて、20〜30分自転車漕いで撮影現場に行ったのが懐かしいです。夏祭りの時は、花火の打ち上がる1.5時間前には会場から離れ、川岸の反対側にカメラをセットして、終わるまで一人で撮影したり。
「職人インタビュー」は大川が誇る職人さんたちを記録する大事なシリーズだとずっと強く推してきたもので、今後さらに時間が経つたびに貴重な動画資料となっていくと思う。

イベント色々

当時の地域おこし協力隊のみんなで、いろんなイベントに取り組みました。
「駄菓子ナイト」「大川ハロウィン」「昇開橋フェスティバル」「木工まつりin JR博多シティ」etc…  小さいものから大きなものまで挑戦しました。「博多駅前広場で「木工まつりをしましょう」とプレゼンした最初は、家具会社の方々の冷たい対応も今は懐かしい思い出…

Little Okawood 誕生

買い手が他にもいた空き家を紹介していただいて、たった2〜3日で決めてしまった場所を、1Fをコワーキングスペース、2,3Fをシェア&ゲストハウスにしようとクラウドファンディングまで立ち上げて挑戦しました。
(ここ数年は僕の名前でググると一番上に上がってきます)
たくさんの人を巻き込み、協力していただいたおかげで、6年経った今も、学生たちやフリーランスの方々に1Fは利用していただいており、アフターコロナで、ゲストハウスの利用もまずまず増えてきています。
(この3連休も満室でした)
もっともっと近所に新しいお店やよそ者が増えて欲しいと切に願います。

市議会選挙で落選

毎日のように振り返り、今、自分が大川で何かできることがあるのだろうか、自分のこれからは大川にあるのかどうかを考えながら生きています

想い出の中で

そもそもの移住ときっかけとなった短編映画「想い出の中で」。
沖縄国際映画祭、大川での凱旋上映会の後は、大阪アジアン映画祭での受賞もありました。釜山国際短編映画祭にも入選しました。

映画が撮りたい

ずっと色々とチャレンジ(他の監督作のプロデューサーを務めたり、シナリオコンペに応募したり、プレゼンしたり)してますが、中々結果が出ず、お金も集まらず、新作が撮れてません。大川でやり残していることといえば、一番にこれが浮かびます。撮れたら次が見える気がしている。

挑戦しかない

結論は常にこれ。僕には前を向いて挑戦するしかない。
それが自分なのだと言い聞かせながら、
移住9年目、45歳の挑戦は続きます。


次回新作短編映画の制作費を募っています