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絶対的自己肯定感あるある。自分が納得するまで、なぜそうなってしまったのかを研究します①通販でよく発生する受取拒否。多くの店舗が泣き寝入りするところ、私は回収に全力を尽くして回収します。その方法とは?

インターネット通販を事業とされている人なら、
こんな困りごとがあると思います。
注文が入る。商品を送る。代引きでの受取拒否。
荷物が戻ってくる。料金はもらえない。
往復の送料は店が負担。
結果損をした。

服や靴など常温の商品はまだその後も使えますが、
弊社の取り扱いは冷凍の食品です。
配達に行って本人不在の場合は
運送会社からお届け先に電話が入り、
再配達の日程を決めて
再配達となります。
冷凍なので置き配は無理です。
その電話がつながらなかたり、
着信があったも返信をしなかったり、
不在案内を無視したり、
再配送時にまた不在となると、
配送業者の保管期間を超えてしまいます。
その場合、弊社に送った商品がそのまま帰ってきます。
往復の送料は弊社負担。
例えば10,000円のご注文であれば、
弊社に商品が戻ってきた場合は全て廃棄するので、
10,000円プラスαで全損です。

私はこんな無責任な注文は納得できないので、
お客様に連絡して、
理由はどうあれ受取拒否となったまった損益を
請求させてもらいます。

そして90%以上、回収しています。

こんなことがまかり通ることに納得できません。
故意ではなくても損害が出ていますから、
お客様には理解してもらいたい。

ほとんどのお客様は
事情を説明して
こうして被害が出てしまったことを伝えますと、
お支払いいただけます。
ありがたい話です。

ただ、何%かの方は、
無視したり、支払わないと宣言したり、
こちらが悪いような言い方をしてくる方もいます。
こちらに1%でも過失があるなら
対応も変わりますが、
食品を注文しておいて
指定の日時に間違いなく到着して受取拒否は犯罪です。
業務妨害の可能性があります。

通販業者の方は泣き寝入りせず、
支払ってもらえるよう努力してもいいのではないかと思います。
私は自分の絶対的自己肯定感から、
自分が納得できるまでお支払いのお願いをしています。

うちのスタッフが心を込めて丁寧に作った商品です。
受取拒否の返送でただ黙って廃棄することに
いつも憤りを感じています。

私の方法がお役に立てるかどうか。
わかりませんが紹介します。
ほとんどのお客様は事情を説明したら、
こちらの要望に応えてくれます。

●ステップ①注文の確認を取ります。
受取拒否で戻ってきて処分した商品、
注文は間違いなくお客様が
自分で頼んだものかの確認です。
もしかしたら成り済まし注文の可能性がありますから。

●ステップ②お届け先住所の確認です。
これは個人情報でもあります。
配送業者が間違った住所に送っている場合もあります。
お届け先住所は間違いないか、
念入りに確認してください。

●ステップ③状況の説明です。
①〜③までメールで十分のやりとりです。
ここまでコミュニケーションをとってくれるお客様は、
受取できず戻ってきた商品の説明をすると、
ほぼ理解してくれます。
戻ってきた商品は廃棄で弊社は全損であり、
往復の送料も負担していることを告げ、
お客様で負担いただけないかと案内します。

●ステップ④ここから強めに請求します。
ほとんどのお客様は③で理解してくれます。
受取拒否状態になったのはお客様の選択ですから、
謝罪して事情を説明してくれます。
ただ、ここで連絡がなくなると問題です。
三回ほど電話で直接連絡します。
出なければほぼ支払いの意思はありません。

●ステップ⑤請求書を送ります。
電話で3回ほど、メールで言えば5回送信しても
全く返信がないぐらいの状態です。
ここからは強めでお願いします。
紙で請求書を送ってみましょう。
メールや電話だと拒否できますが、
郵送されると現実と考えてもらえます。
また、ブラックリストの登録や
警察への届けも案内すると効力は高くなります。
この時点で支払ってくれるお客様もいます。

●ステップ⑥警察に届けて警察から電話させます。

連絡の返信がない場合、警察に被害を相談します。
ちなみに警察は民事不介入の原則がありますので、
どう相談するかはテクニックが必要です。

警察は店や貴社が所在する管轄か、
支払わないお客様の住所の管轄になります。
通販で支払わないお客さんがいて困っていると申告し、
お客様の個人情報提出し、一度連絡して欲しいと依頼します。

ここでポイント①初動操作を間違えないで欲しいと依頼。
私は過去にストーカー被害にあって警察に相談。
女性ストーカーだからと警察が甘く見たことで2次被害が発生。
その後、警察は謝罪に来て、初動捜査が間違っていたことを認めました。
警察も当然ミスをします。それに巻き込まれてはいけません。
こういった過去のリスクや事例を説明して、
警察官に正しく処理してもらうことが肝心です。

ここでポイント②悪質通販は組織的な犯罪の可能性があります。

過去に弊社には、逆に被害にあっていないか問い合わせがあったことがあります。
ある不正なインターネット通販が続き、その注文リストに弊社が記載。
東京にあるテナントから一斉に全国に通販の注文があって、
商品を送っても支払いがない被害が多数上がっていたそうです。
確認したところ、まだ発送してない注文で確かに疑いの注文を発見。
状況と顧客情報を警察に提供して、二次被害拡大の防ぐために協力しました。
その受取拒否も組織的な犯罪の可能性があります。
警察にこういったケースを説明し、甘く見ないで操作して欲しいと依頼してください。

ここでポイント③の警察官のスペックや個性はそれぞれです。

親身になって聞いてくれる警察官から、
斜めに構えてあくびをする警官まで。
警察行政には色々なタイプの方がいます。
私は警察官は小さな法律家と思っているのでこの場合の法律を質問します。
とにかく強い意志を持って警察に訴えた方がいいです。
刑事告訴の場合も文面に書くぐらいです。
通販の支払いの請求の仕事は、警察官の仕事ではありません。
民事です。
それを理解して警察行政に相談に来ていますと言うスタンスは大事です。
たかが通販案件ではなく、重大犯罪の入り口の可能性。

その人物が何度もいろんな店舗に被害を与えている可能性、
もしくは組織的な犯罪の一部である可能性を話してください。

この「困りごと」に丁寧に対応してくれる警察官はたくさんいます。
そのスペックを見抜いて交渉することも大事です。
警察からの電話で支払いに応じていただいた方がいますので
皆さん警察行政に助けを求めることは大事です。
また、支払い猶予期間をすぎたので
個人情報を警察に提出しますと案内したところ、
その親から連絡があり、
注文者は子どもらしく知らない番号の電話には出るなと言っていたので
連絡しなかったと説明があり、お支払いいただいたケースもあります。

ただ、ここまで努力しても、調べても、警察にお願いしても、
支払わないに応じていただけない方もいます。
もはやお客様ではありません。

ちなみに少額訴訟で提訴する方法もありますが、
どれだけ自分で手配しても
裁判費用が高いケースが多いので現実的ではないかもしれません。


ケース①引越しして住所が変わってもそのままにした人
弊社一時注文からお届けまで最長4ヶ月待ちの時期がありました。
お待たせしているのは本当に申し訳ないのですが、
それでもいいのでという注文が殺到していたときの注文です。
途中で引越しをしたらしく、住所が変わっていました。
住所変更していただくケースです。ほとんどのお客様が手続きしてくれます。
この人はそれを放置。ようやく発送できたときには別住所。
それでも配送業者は電話でお届け先を確認しているのですが無視。
結局配送できずに弊社まで戻ってきました。
メールなどで確認すると「@商品が届いていない」と逆切れ。
引っ越しているからだと説明しても理不尽な回答。
最終的になメールや郵送での請求を無視。
警察から電話が届いても無視。
実はこの人は飲食店関係者です。
北関東のあるラーメン店のその親族かなにか。名前で検索ヒットしました。
同じ立場なのに、ひどいですね。

ケース②注文主はストーカーで自分は被害者だという人
この方は受取拒否後に電話したところ、
「ストーカー被害でいろんな通販が届く」と被害者だと申告がありました。
それが事実だとしたらもちろん同情しますが、
それが事実かどうかは弊社にはわかりません。
規定通り請求をお願いするしかありません。
郵送で請求したところ、住所が変わっていて返送されました。
そこで、その証言を確かめるべく管轄の警察に相談。
警察が確かめると同一人物からストーカー被害の相談が同署にあったそうです。
それでも、弊社としてはそれは本当かわかりません。
同情はしますが、本人が注文していないことを証明していただきたいので、
警察官に裏をとって欲しいとお願いしますがしませんでした。
これは警察官のスペックの問題です。
性善説に基づいた職務放棄の警察官と何時間話しても無駄です。

いろんなところにいたずら注文をして、
届いたら注文していないと支払い拒否。
それをストーカーの被害だといば
罪に問われないなら警察は入りません。

結局今の段階では本当のところはどうなのか?
わからない状態です。

この2つのケースは最悪のパターンです。
ただ諦めたわけではありません。

このケース①と②に関して
もしかして、同じ被害にあっていると感じられるお店は
DMをいただければ同じ人物か照合できます。
世の中の通販業者さんは、ほとんどが真面目に注文を頂いたら発送している皆さんです。
特に食品関係は返品を受け付けられないケースも多いです。
それをわかっていて受取拒否を平気でする輩がいます。

そのほとんどが泣き寝入りなのかもしれないと感じて、
絶対的自己肯定感保持者ならではなの
粘りの交渉術を公開してみました。
同じ困りごとを抱えている方のお役に立てれば幸いです。

普通諦めるところを、そこまでやるか?というところまで、
自分が納得するところまで突き詰めるのが
絶対的事項肯定感の特徴です。


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