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ひとりの政治家は、一つの立法、一つの宿命に、没頭そして全うすることはできないのか。

新型コロナ対策は、

ゼロコロナ的なものが支持率が上がるらしい。

よって、蔓延防止対策も緊急事態宣言も効果がない

とわかっていても、自治体は国に要請してしまう。

そこに科学的根拠から割り出された政治判断はなく、

そこで宣言をしておかなかったら、

後の責任追及や選挙への影響を気にするらしい。


しょうがないといえば、そんなものかもしれない。

国民感情が選挙や政治に影響する限り、

コロナでさえ科学的根拠よりも、

感情的な判断が連続された。

いわゆる「やっている感」だ。


特に第5波のデルタ株が

自然に収束した理由は未だ判明しておらず、

第6波の対応は科学的ではなかった。

急速に拡大して、急速に収束する予測もできた

オミクロン株。

感染者のほとんどが軽症と言われ続けても、

この2年間の対策は今まで通りだった。

措置と効果の因果関係について触れられることはない

政治家の感情的な政治判断で乗り切ることはなかった。

トライアンドエラーは許されなかったのか。


過去のnoteにも書きましたが、管元総理は宣言すべきだった。

管元総理は、自分の内閣は対コロナ内閣と明確にして、

一年間でコロナを収束させると。

結果、ワクチン摂取は相当に進んだ。

自然減のタイミングも含めて第5波は沈静化も進み、

コロナ対策に結果を出した内閣だったと思う。

もっと評価されるべきだし、

管元総理は政治生命と引退をかけて総裁選を争うべきだった。


先日、石原慎太郎元東京都知事が亡くなった。

その功績は讃えられている。

中でも、東京都のディーゼル車排ガス規制は印象に残っている。

当時はまだ東京都民ではなかった。

ニュースで知るこの都知事の行動は、

当時は地方自治体の首長の仕事なのかと首を傾げた。

東京都知事だからできることなのか?

とも思った。


この条例案には賛否両論があることは知っています。


それでも東京の空は青くなった。


この2年間のコロナ禍での政策は

あまりにも理不尽なもの多かったと思っている。

2年前は確かに未知のウイルスだった。

今は違う。

この時点でのコロナ感染者は延400万人。

人口の3%でしかない。

それでも国民の多くの仕事や財産や自由を奪われた。

そこに政府の科学的根拠や

政策的な目標ではなく、

国民感情に沿って選挙対策を見据えた「やっている感」を強く感じる。

なぜこの有事に、党を上げて、政治生命をかけて動く人間がいないのだろう。


なぜ、できないできないと諦める?


コロナを鎮静化するのと同じレベルで、

コロナで疲弊した経済を経て治す政党や政治家が現れない。

なぜ日本はアップデートしない。

なぜトライアンドエラーを許さない。

なぜ、前例主義でしか物事をすすめようとしない。


今の私は、東京にいる。原宿にいる。

東京都は本当に人が減った。

流入人口も減ったそうだ。

それに危機感を持つ人間がいない。

以前に地方のシャッター通り復興を仕事としていた。

このコロナついでに、東京一極集中を緩和すべきという話もある。


東京は日本の財産だ。

この都市の力を分散してどうする?


クールジャパン機構と政策に疑問を持っている。

こんな組織は必要なのかと

強い疑問を持っている。

今こそ、東京にクールジャパンだろう。


政策性を無視して収益性だけに走る機構を、

このままにしていいのか?

あれだけの赤字を垂れ流し、

焦げ付いた出資を繰り返して、

経営陣をこっそり刷新して神妙な顔をしていたが、

中身はアベノミクスの負の財産でしかない。


外国人のいない東京は本当につまらない。

東京は日本唯一の国際都市である。

それにどんな立場であっても協力したい。


東京の空は青い。


それを見るために

私は、元日本維新の会代表の

石原慎太郎氏を思いだすだろう。

私はすごい政治家だったと思っている。


なぜ政治家は、有事に命をかけない。

全員とは言わない。少数でもいい。


空を青くできる、政治家を求む。


未来を託せる仕事をして欲しい。



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