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本読む衆生

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#小説

2022年に読んだ本は298冊でした - 印象的だった本10選

 今年は結構たくさん読めてよかった。来年もがんばろう。  以下、印象に残った本10選を書い…

keigo
1年前
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2022年末企画 自分一万円選書

 北海道砂川「いわた書店」さんで話題になった一万円選書。自分もいつか申し込んでみたいと思…

keigo
1年前
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最近読んだ本の感想を書いていく

新装版 8の殺人 (講談社文庫) / 我孫子 武丸 軽いノリで進む物語ながら、不思議な形をした館…

keigo
2年前
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最近読んだ本の感想を書いていく

朱色の化身 / 塩田 武士 一人の女性の行方を追って、記者が取材とインタビューを重ねつつその…

keigo
2年前

最近読んだ本の感想を書いていく

西の魔女が死んだ (新潮文庫) / 梨木 香歩 西の魔女の魔法と、その生きていく上でのルールは…

keigo
2年前
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歴史小説と対峙せねばならないのか

 年の瀬も迫り、いろいろな出版社からミステリ小説のランキングが発表されている。うーん、12…

keigo
2年前
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ミステリの古典を読みたい

 僕のミステリ原体験はモーリス・ルブランの『813の謎』である。これは小学校低学年の頃に子ども向けの本で読んだ。  『813』についてはもうすっかり内容をも忘れてしまったが、これが面白かったらしく、その後にはアーサー・コナン・ドイルの『赤毛組合』、当時読んだ本のタイトルでは『赤髪者同盟』だったような気がする。  それから、小学校の図書室には江戸川乱歩の少年探偵シリーズがずらりとそろっていたので、それを一生懸命読んでいた。結構な数を読んだのではないだろうか。  そうやって

読んだ本の感想をひたすら書く その2

月下のサクラ (文芸書) / 柚月裕子 (著)『朽ちないサクラ』に続く森口泉シリーズ。アクの強…

keigo
2年前
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読んだ本の感想をひたすら書く その4

 そんなわけで第4弾。主には読書メーターに記録してある読んだ本から、気に入ったものを選ん…

keigo
2年前
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読んだ本の感想をひたすら書く その3

 さて、まだまだ感想を書いていこう。ここに書いた感想は順次読書メーターに転記中。あと、書…

keigo
2年前
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読んだ本の感想をひたすら書く

 夏ぐらいからの読んでいた本の感想を簡単に書いておこう。そのうち読書メーターに転記する予…

keigo
2年前
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テスカトリポカ / 佐藤 究

※ストーリーの紹介はネタバレが無いよう、出版社の書籍紹介文程度にとどめる  8月の終わり…

keigo
2年前
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今年もやってきました夏の文庫フェア

 毎年夏前のこの時期になると、集英社、角川書店、新潮社の3社が夏の文庫フェアを開催する。…

keigo
3年前
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夏への扉[新訳版] | ロバート・A・ハインライン, 小尾芙佐

 『夏への扉』を読んだのはもう35年ぐらい昔。10年ほど前に出版された新訳版は読んでいなかったのだが、どうやら映画化がきっかけで書店でまた見かけるようになったので、この度手にとってみた。  『夏への扉』の初出は1956年。もう半世紀以上が経つ名作だ。僕が読んだ当時でさえ古典的作品と呼ばれていたのだから、今なおSFの名作と呼ばれる本作が残したインパクトの大きさがうかがい知れる。  ストーリーはいわゆるタイムトラベルものであるが、そのさきがけとなった小説ということで、プロット