中国のジムに1年間通って感じた日本のジムとの違いとは



私は去年2019年の2月から今年の1月にかけて約1年間中国の北京の大学に休学留学していた。日本にウイルスを持ち込みやがってと思うかもしれないが、ちょうどコロナが流行る前に帰国したし、その時には武漢しか感染者がいない状態だったので安心していただきたい。

ちなみに私が筋トレに出会ったのもここ中国。別に中国人の体型を見てよし筋トレを始めようと思った訳ではなく、そこには筋肉の出会いがあったからである。(この筋トレを始めた理由については後々投稿しようと思う)

中国の大学は基本的に全寮制で、大学内に寮・運動場・スーパー・コンビニ・レストラン・銀行などの設備が完備され、学校の外に出なくても生活ができるようになっている。ジムも例外なく大学内に設置されていた。


まあ想像通りのジム


よしジムに行こうと、大学のジムに足を運んだ。そこには自分の頭の中で想像していたジムと同じように、ランニングマシンやダンベルがたくさんあり、大きな鏡が壁にはかかっているような、そんな感じだった。ジムの中にいる学生や大人の方も太った人から痩せ型の人など様々な人がいた。


え、やっす!


私の通っていた大学のジムは、日本のゴールドジムのような月額制度ではなく回数券を買って、それをジムに一回通うごとにフロントの人に渡し、チェックが一個付けられ、回数をオーバーするとまた新たな回数券を購入しなければならないシステムだった。

その回数券の値段だが、13回で100元(100元=1528円:2020年4月5日現在のレート)、つまり一回約100円ほどである。めちゃくちゃ安い。さらに月額制度ではないのでジムに行かない日はもちろんお金を取られる心配もない。行きたい時に行って、回数券を消費していくそんなスタイルなので、気軽に購入することができる。

当時の私は中国の物価に慣れてきていた時なので少し高いと感じていたが、日本のジムと比べると相当安いのは明らかだ。



掃除はされていないYO


日本のジムであれば、トレーナーが数時間おきに掃除機でジム内を掃除しているが、私の通っていた中国のジムではそんな光景は見たことがない。床はトレーニング用の靴に履き替える必要もなく、外から履いてきた外出用の靴でも変わりなくトレーニングを行うことができる。

そのせいか、床には泥や髪の毛、プロテインの粉などが散乱していた。そこでマットをしかず腕立てをしようものなら、間違いなく手がベタベタするだろう。そんなレベルだった。

さらに利用者はトレーニングベンチや器具を使い終わった後に、それらをシートで綺麗に拭き、後の人が気持ち良く利用できるようなこともしない。そのためか、トレーニングベンチには古により培われた汗の匂いががっつりと染み付いていたし、汗っかきな利用者の次にそれを使うと、汗でベトベトしていた。

そもそもトレーニングベンチや器具の横に雑巾が置かれていないのが原因だろうが、それでも後に利用する人のことも考えて、綺麗に自分の汗を拭いてほしいものである。


女の子多くね!?


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日本のジムでは(私は一件しか通っていないが)利用者のほとんどが男性である。その性別比率はおそらく大体のジムで男子の方が多いだろう。

しかし中国では女性の利用者がマジで多い。男子と同じ、いやそれ以上という感じだ。(中国は2件ジムに通ったが両方とも)

しかも女子はスタイルが化け物すぎるほど良い。やはり鍛えているので、言い方が少しいやらしく聞こえるが、とてもエロい。さらに中国人は周りの目をあまり気にしない傾向にあるので、一歩間違えればビキニやでそれというような格好でジムにくるので男としては本当に嬉しい。

しかも年齢もご年配の方は5パーセント未満で、9割以上が若い20代の大学生である。まあこれは大学の中に設備されているジムなので年齢比はそのようになるのは必然的だが、日本の女子大学生よりも中国の女子大学生の方がフィットネス会員の数・比率は圧倒的に大きいだろう。


ジムが通いは中国の学生の生活の一部?


これは完全に個人の見解だが、日本でジムに通う人というのは、自分に変化を起こそうとしている意識高い系、もしくは筋肉が大好きなマッチョ系のような感じがするが、中国人は、学校に行って勉強をしてご飯食べるといいたあたりまえのライフスタイルの一環にジムに通うことという項目が自然にその中に刷り込まれており、意識高い低いの問題ではなく、まるで当たり前のように自分の体に気を使ってトレーニングを行なっているような感じがした。

中国人はよっしゃむきむきになってモテてやるぜ!みたいな高い意識は感じられず、当たり前のように自然にジムに通っている。そんな感じがした。

まあこれはジムの値段やアクセスがいいからという要因があるからかもしれないが、そこは日本と少し違うところだなとしみじみと感じた。

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