「見方を変える」はなにもポジティブに言い換えることばかりではない

僕の提供するサービスは、主に「コーチング」と言われる関わり・手法を使ったものです。つまり「コーチ」として活動しています。

コーチにありがちなのが(そして僕の今の課題でもあるのが)「提供したいものに焦点が向く傾向」です。

  • 思考を整理し〜

  • 今ここにフォーカスし〜

  • 価値観・ビジョンを明確にし〜

コーチングを通じて体験できるこれらのものは、すべて魅力的で価値あるものです。

ですが、いまいちピンとこない人がほとんどです。もっというと、そもそも「コーチング」自体がピンときません。

「伝え方」を工夫する必要があります。


伝え方を工夫する上でポイントとなるのが「見方を変える」ことです。


見方を変えるというと、

  • 人見知りってことは相手をよく見れているんだね!

  • 人と比較してしまうのは相手の良さがわかるからだね!

  • 失敗したの?上手くいかないやり方を一つ学んだね!

といったように、ネガティブな捉え方のポジティブな側面に目を向けることを言うことが多いです。

ですが、「見方を変える」はなにもポジティブに言い換えることばかりではありません。

自分視点から相手視点に変えることも「見方を変える」と言えます。


コーチングも受ける人(クライアント)目線で考えてみると、伝え方は変わってきます。

「周りに慕われるマネージャーになれる」かもしれないし「互いを高め合えるパートナーと出会える」かもしれません。誰がどうなりたいかによって伝えることは変わってきます。

少なくとも、相手の目線に立てば「思考を整理できる」などの抽象的な表現にはならないはずです。


僕がコーチングを通じて大切にしていることの一つが、見方を変え選択肢を増やすことです。選択肢があればあるほど、目的に向けて最適な決断に踏み出すことができます。

そして見方の変え方の一つが「立場を変える」ことです。

自分から相手へ、相手から社会へ、見方を変えれば出てくる選択肢も変わります。その新たな選択肢が、現状を変える大きなヒントになるかもしれません。

もし今、行き詰まっていることがあれば「見方を変える」を実践してみてはいかがでしょうか?
僕も現在実践中です😙


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「やりたいことが価値になる」
意識の外側に"気づく"体験を通じて、自分のやりたいことで自分だけの価値をカタチにするための対話と関わりを提供しています。

けいご

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