さとうけいいち

居酒屋の店長を嗜む、とあるバンドのドラマー。 ある時はケーキを作り、ある時は皆様の荷…

さとうけいいち

居酒屋の店長を嗜む、とあるバンドのドラマー。 ある時はケーキを作り、ある時は皆様の荷物を配達し、ある時は日雇いで肉体労働をするものの尽く続かず惨敗、 敗戦の将として切腹した際の傷は今や塞がり、とても優しい人間になりました。早くブログ読んでください

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社会人とバンドを両立する皆さんが色々な話題で、だらだら話せればなと思います。 正直ただ単にこんな仕事やってる人がバンドやってるんだ、と僕がなりたいだけです。でも皆さんもそう言うの面白かったりしませんか? 基本的には自分のバンドの練習風景、写真や動画、告知、バンドや会社の愚痴などなんでもアリです。僕は怠慢な性格なのでお題とか週に一回これをやります!!とかできません。誰かがやってください。 人を傷つけてもいいですが、貶める様な行為、一方的な人格否定、自分の感情に任せただけの意見はやめてください。傷つけるなら相手を思いやって傷つけてください。ムカついたらすぐキレる人嫌いです。

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最近の記事

慧一君がした辛い経験③ 無限ジャンケン編 その1

過去記事→ 慧一君がした辛い経験① パティシエ編 慧一君がした辛い経験② 恋愛編 高井戸に住んでいた時にシェアハウスのメンバーと散歩をするのが大好きで、 その中の住人二人と散歩をする時によく「じゃんけん」をしていました。 そのじゃんけんが普通じゃない上に未だに好きなので、そんな「無限じゃんけん」のルールと、 ゲーム中に起きた出来事を何回かに分けてお話しさせていただきます。 このじゃんけんには「オリジナルルール」と言われる最も一般的で基盤となるルールがあり、 じゃんけんをし

    • 慧一君がした辛い経験② 恋愛編

      ちょっと小っ恥ずかしいのでこの話するか迷ったんですけど、 僕は過去6人ほどおつきあいさせていただいた方がいます。 そんな僕の女性の好みというと実は今でもあまりよくわからなくて、 人によって性格も容姿もかなりばらつきがありますが、自分にない何かを持っている人に強く惹かれる傾向があったと思います。 「辛い経験」と言ってしまうと被害者のようですが、かくいう僕も相手の気持ちを考えなかったり分からなかったりで無自覚に酷いことをたくさんしてしまったと思います。 申し訳ない。 もう自

      • 慧一君がした辛い経験① パティシエ編

        不幸自慢のようなタイトルですが全然そんな事はなく、 今の僕は笑い話にできてるけど当時は辛かった事、現代ではにわかに信じられない事とか話してみようと思います。 高卒で就職するために上京してきてはや12年。 いろいろな職を転々として、そこそこ面白いことも経験してきました。 東京に汚されるってこう言うことか〜とか思いながら、少し汚されることを望んでた自分がいた気がする。 僕がまともな人間になるための気持ちと記憶の整理の為にも、ここに残しておこうと思います。 第1巻と言うことで

        • 自分に自信がなくても、たまには「人の役に立った」って思っても良いじゃない

          俺は元々過剰なまでの自信家、というより勘違いが大きくて、 少し基礎ができたことをあたかも「その物事を全て完璧に理解してこなした」かのように錯覚する奴でした。 そんな単純な脳みそをしているので常に自分がしたことには自信満々。 俺がやったことに間違いなんてあるはずがないし、否定されればそれを素直に受け入れることができませんでした。 あることをきっかけに自分が何もできないことを痛感して自己肯定感を著しく喪失し、何に対しても保険を作って話すように。 良い言い方をすると「謙遜」なんて

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          夏にする散歩

          暇だ。 あまりに退屈すぎる。 俺は周りの人達に充分恵まれていると思うし、職場環境だってかなり優遇されていると思う。 俺みたいなのはないものねだりとか天邪鬼っていうんでしょうか。 何かに満足してると不満を原動力にしたくて他の何かを失いたくなるし、逆に不満があると全てを捨てるように自由を求めてしまうことがあります。 よく無いことだとわかってますので、直したいと思っています。 俺は夏が好きです。 散歩が好きです。 夏の夜にイヤホンで音楽を聴きながら歩いて、少し汗をかいてきたら座

          深夜、1人になると音楽がやりたくなる

          「リベンジ夜更かし」って言葉があるらしい。 これは昼間仕事をしたりなんだりで自由な時間がなく、やりたいことができなかった反動で仕事終わりに夜更かしをしてその時間を取り戻そうとしてしまうと言う現象らしいんだけども、まさにそれに近い現象がこれだ。 独りは良くない。 考える時間がたくさん出来てしまうから、いつも聞き流してしまっている最高な音楽の歌詞や作曲者の生い立ちなどをついつい調べてしまったり、 それとなく哀愁漂うムービーに心をかき乱されたり、 とにかく感情の起伏が大きくなっ

          深夜、1人になると音楽がやりたくなる

          魔境にて

          俺だって一応人の子だ 最低で捻くれてる性格だと自覚があっても誰かを切り捨てれる性分じゃないし。 俺を大切にしてくれる人はずっと大事に思うし その人達と過ごした時間はいつまでも思い返して、懐かしさと同時にもう当時のようには出来ないと寂しさを感じたりする。 みんなが当たり前に感じる事を、俺もまた当たり前に感じてると思う 故郷とは、その場所で過ごした年月と出来事の数で決まると思う ここ東京にある杉並区の浜田山、西永福周辺は俺の第2の故郷だ この場所は様々な人との出逢い、

          TechnoBreak

          上京してから初めて入ったバンドの名前は、TechnoBreakと言うなんとも品のないものだった 18のガキンチョだった僕はそんなバンドに入ってる個性的なおじさん達が少し面白く思えてこのバンドに入ろうと思った ボーカルのお父さん もちろんあだ名だが三児の父で個人事業主の大工。本当にお父さんなのでお父さんって呼んでた ギターの洋介さん 本名は山元洋一。当時の僕は洋介って顔に見えたんでしょう。洋介さんって呼んでた ベースのむーさん 僕と同じ新潟出身で、歳が離れてるのに当時1

          サウナリゾートオリエンタル赤坂

          午前2時、踏切にも行ってないし望遠鏡も持ってない俺と従業員の2人でサウナへ。 雨は降らないらしい。 2年程前から当従業員に勧められてはいたもののなかなか足を運べず ようやく初進出を果たしたのであった 訪問先はCenturionHotel赤坂内にあるオリエンタル赤坂。 24時間利用可能で日帰り入浴ができるサウナが魅力の一つだ これは温泉に行く度に言うけれども、やっぱり多少疲れてても温泉には行かないとだめだ。 サウナで疲れと労働意欲を汗と一緒に流して、水風呂でこの世の全ての理

          サウナリゾートオリエンタル赤坂

          僕たちはいつから金を使わなければ幸せになれなくなったのだろう

          数年前、よく同居人とじゃんけんで進む方角を決め、その方向にしか進むことのできない縛りのある散歩の様なことをしていた。 コンビニや自販機の前に辿り着くと、そこでまたじゃんけんをしてあいこが出なければ飲み物を買ったりお店に入ることができなかった。 とても馬鹿馬鹿しい遊びだ。浜田山から荻窪まで温泉に入りに行き、歩いて帰るつもりが何故か中野にたどり着いてしまい高円寺を経由して浜田山まで帰ったこともあった。 4時間弱かかって家に着いた。道のりの終盤は同居人も僕も疲れて無言だっ

          僕たちはいつから金を使わなければ幸せになれなくなったのだろう

          快活が持つ魔力

          前任の店長が書いた店名、字が汚すぎる。 ———. 今月は会社の都合、自分の都合合わせて殆ど家に帰らなかった。 いや、帰るタイミングはいくらでもあった 別に上司から終わってない仕事を今日中に必ず終わらせて帰れとか、帰れないほどの仕事量に追われていたわけではない。むしろ上司は早上がりに関しては寛容な方だ。 単純に今の営業時間が僕の体に向いてないのと、まだ新店舗に赴任して1ヶ月。身体が慣れていないのと。気疲れも少なからずあると思う。 新しく赴任した赤坂TBS前店は平日

          快活が持つ魔力

          熱海

          熱海だ。 これも熱海。 いいよね、 この「やってるかやってないかわかんない」雰囲気 景色とは不思議なもので、 その日の自分の考えや体調にも影響を与えてくる。 「旅行へ行く」と言う生きる上での特別なイベントは、いかなる事象も旅行の思い出となってしまう。不思議だ 現地の人は大雨が降っても特にこれと言って特別な感情は抱かないだろうが、旅行先で大雨に降られては旅人にとっては1つのイベントだ。 見慣れている小田急線も、食べたことのない駅弁も、土砂降りの雨も、次の日の嘘

          この世の地獄を見た

          渋谷南口 ウェーブ通り近くの店で、販促のヘルプに来た。 コロナ全盛期に比べて渋谷にも多少人が戻ってきているようで、渋谷南口の店舗も売上全盛期には程遠いが売り上げが戻ってきてる。 外では飲んだくれてベロベロで歩いている中高年のおじさんがそこかしこにいて、若者が女の子を狙って早歩きで後ろ姿を追っていた。 そんな中一際目を引くのが、マークシティ下で屯する若者の集団だ。 かつてはそれほど見かけなかったのだけれども、大人数で屯して外で呑む団体が散見された。 おそらくいくつか

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          金額と幸せは比例しない

          こんなの暴挙だ。 人間の業の深さは恐ろしい。 汚水が流され、巨大な浄水器で水を濾し、その水を貯水するタンクを作るために広大な土地を更地にしてなおかつコストをかけて巨大なダムを作る。 果たしてそんなもの誰かの利益になっているのだろうか、そんなこと知る由もない ドリンク無料、完全二時間制の恋牛に行ってきた。 そこには且つての僕らが当たり前のように見ていた居酒屋があった。 店内は満席、人の笑い声で空気が押しつぶされ、連れの声すらまともに聞こえない。 こちらの声も、

          金額と幸せは比例しない