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失敗したままでいるのは勿体なさすぎる

失敗することは誰にとっても嫌であり、避けたいこと。
できれば失敗をせずに物事がうまくいかないかな〜

失敗なんかしたくないし、
誰もが最初から成功できる道を探そうとします。

これは行動をできないという人に当てはまります。

よく成功者の話を聞くと、とにかく失敗をしろと言われますが、
この記事では、成功するためにも失敗しろと、ありきたりなことではなくて、「失敗を最大限に活かそう」というテーマで今回お伝えしていきます。


では、まず失敗の定義から確認しましょう。

辞書にて、失敗とは以下のように定義付けされています。

物事をやりそこなうこと。
方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。
国語辞書

いわゆる、誰もが認識している失敗の定義ですね。

例えば、失敗のシチュエーションでいうと、

  • 仕事でミスをしてしまった

  • 物を無くしてしまった

  • あんなひどいことを言わなければ良かった

  • 志望していた会社に落ちた

よくあるパターンの失敗ですね。

失敗したら一時期は落ち込むものですし、もう二度と同じ目には合いたくない!と思うわけです。

恐れずに失敗をしろ!とはよく言われますが、失敗をすると怒られたり、周りに迷惑をかけたり、
失敗の受け止め方次第では「自分はダメなんだ」と自己肯定感が下がることもあります。

このように失敗することで受けるダメージは小さいものから大きいことまでありますが、
本当に失敗することは悪いことばかりなのでしょうか?

私は失敗には悪い面より良い面の方が多いと信じています。

それをこれから詳しく解説しますね。

いきなりですが、円柱を思い浮かべてみてください。

円柱は横から見ると、四角形のように見えますよね。
しかし、上から見ると円の形をしています。

同じ図形でも角度によって見え方が全然違いますよね。

実は”失敗の見方”もこれと全く同じなんです。

先ほどの失敗したらこうなるといった例は、
あくまで一つの側面でしか失敗を見れていません。

失敗をすると、手に入るものは”学び”です。
「失敗は成功の基」とも言われるように、失敗をしていくことで
挑戦をして失敗することで、自分の今の実力を測ることもできるし、うまくいかない方法が可視化されます。

多くの人は挑戦するのを避けたがります。
挑戦をすることよって、自分の実力が現実に見えるからです。
そして、自分の実力が可視化された状態で失敗をすると、自分の非力さを知り、そこでもう挑戦すらしなくなります。

挑戦し、打ち破られて自分のできなさを突きつけられるのが嫌なのです。
だから無意識に失敗するのを恐れて、挑戦をしなくなります。

でも、失敗したまま終わってしまうのは勿体無くないですか?
どうせならせっかく失敗したんだし、成功しなかった分の何かリターンが何かほしいですよね。

私が失敗に対する姿勢が変わった転機は仕事でした。

仕事でミスをする度に、上司から

・そのミスが起こった経緯、
・何が原因でミスをしたか
・今後同じミスを繰り返さないようにどう対策するか

を報告するように言われました。

最初は自分のミスを徹底的に見つめ合わなければなりませんし、本当に嫌だったのですが、
ミスについて向き合い、深く考えるようになっていくうちに、
なぜミスをしたのか?あらかじめミスをしないようにはこうしようなど、
失敗が起こる原因について考えられるようになってきました。

今ではその経験が糧になり、あらかじめ考えられる失敗を自分で想定し、
動くことができるようになりました。

もちろん失敗と向き合うのは嫌だし、できれば目を逸らして自分ができたことにフォーカスしたいのですが、せっかく自分が挑戦して失敗したという労力までかけたので、できればそこから最大限学んで、この先同じような失敗
はしたくないものです。

なので、失敗したままでいるのは
失敗をすることでたくさんの学びが得られるということを意識すると、
失敗の捉え方が変わるのではないでしょうか。









このように失敗するのが嫌になっていくと、今度は失敗を避けるように意識が向いていき、与えられたタスクだけをこなしていくという機械的な働き方になってしまいます。


今働いている会社側からすると、「この人はミスをしない人だ」と認識され
本人もこれで良いのだとなり、リスクを取るようなことをしたがらなくなります





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