見出し画像

DXの遅れや人材不足、、様々な経営課題解決を支援し、物流業界の明日を変える!

経営者JPが運営する志高き経営者・経営幹部・次世代リーダーが集う会員制プラットフォームKEIEISHA TERRACE。「イマ、ココ、注目社長!」では、各業界でご活躍中!いま注目の社長に、事業、経営、経営者とは、理想の幹部像などについてズバリお聞きしています。


物流業界にフォーカスし、DXの遅れや人材不足など様々な経営課題に直面している企業の解決を包括的に支援している株式会社Azoop。同社では「トラッカーズ」ブランドで物流業界を強力にサポートするサービスを展開しています。なかでも「トラッカーズオークション」は、オンライン上で運送会社と中古車販売店をマッチングして中古トラックを売買できるサービス。中間マージンをカットするので、従来の買取りよりも車が高く売れます。

代表取締役の朴貴頌氏は、将来の起業を見据えて新卒でリクルートに入社し、HR領域でコンサルティング営業を担当。その後、父親からの誘いで、家業の中古トラック売買の会社に入社。そこで中古車流通の非効率さや物流業界のDXの遅れに気づき、その解決を目指して2017年5月にAzoopを設立しました。「物流業界に大きな可能性を感じて起業した」と語る朴氏に、これまでの歩みと今後の展望を伺いました。

(聞き手/井上 和幸)

朴 貴頌氏 株式会社Azoop 代表取締役社長

将来の起業を視野にリクルートに入社

――大学卒業後、朴さんは2010年にリクルートに新卒入社されています。最初は違う進路を考えていたそうですね。

 就活のときには外資系企業ばかりに目が行っていました。というのは、国籍が韓国籍ということもあり、「日系企業よりも外資系企業の方がフラットに評価してもらえるんじゃないか」と考えていたんです。それで外資の金融や消費財メーカーなどを受けて、いくつか内定ももらいましたが、大学の先輩から教えてもらったリクルートのインターンシップに参加したことが転機になりました。そこで「事業をつくる」ことに興味を持ち、リクルートなら起業家になるための素養が身に着くし、海外で活躍できるというところに魅力を感じて入社を決めました。

――何か入社の決め手になった出来事はあるのですか。

 内定をもらってから先輩社員に話を聞きました。タウンワークを担当している社員の方でしたが、そのときに「自転車で営業して、社長さんたちと直に会って商談をするんだ」と言われたんです。それを聞いて「泥臭くて格好いい! 」と思いました。当時のわたしはビジネスマンよりも「商人(あきんど)」になりたいという気持ちが強かったんです。パリッとスーツを着て一等地のオフィスで働くよりも、泥臭く社長たちと熱い会話を交わしながら営業する。そういう自分の将来像に憧れました。リクルートはそれにピッタリだったんです。

――スマートな営業でなく泥臭い営業に憧れた。いいですね! 起業家になる素養を身につけるというのが、リクルートへの入社の大きな動...

続きはこちら✨(無料会員)

▼KEIEISHA TERRACE(無料会員)へ登録して全文読む

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?