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【小樽訪問】エンターテインメントは地方を救えるか?

経営者JPが運営する志高き経営者・経営幹部・次世代リーダーが集う会員制プラットフォームKEIEISHA TERRACE


野林徳行です。「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいております。

多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまいがちです。足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正が小さくなります。

99回目のコラムです。地方創生の商談で小樽に行ってきました。2泊3日でしたが、観光都市として成長していく課題がいろいろありましたので、記してみます。

北海道にはエンターテインメントな仕事の記憶がたくさんあります。

わたしは、ローソンに所属していた時に、エンタテイメント部長や日用品部長、エンタテイメント本部長、サービス本部長、マーケティング本部長、商品本部長補佐、ローソンチケット社長と、たくさんの大役をさせていただきました。ローソンと言えば、Loppi。Loppiといえば「水曜どうでしょう」。ローソンの北海道支社が北海道テレビ(HTB)の人気番組「水曜どうでしょう」を、DVDで独占発売していこうと交渉しました。当時は、ローソンは、エンターテインメントに詳しい人も少なく、担当のマーチャンダイザーが独断で企画したのですが、それが少し年月をかけて全国にとどろくコンテンツになりました。

その大泉洋さんをマネジメントするクリエイティブオフィスキューさんともチームナックスの公演や、所属するロックバンドのJake stone garageのサポートで協業しました。また、ローソンチケットの社外取締役もしていただいていた小島社長率いる北海道最大のイベンター株式会社WESSの大きなフェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL」も大事なコンテンツでした。このコラムでも紹介したことがある、世界をメイクで幸せにするメイクスマイルアーティストのミワンダフルさんも北海道出身。そして、ミワンダフルさんに紹介していただいた初音ミクのライセンサーのクリプトン・フューチャー・メディアさん。雪まつりにて雪ミクメイクを展開しました。北海道のエンターテインメント業界は、みなさんつながっていて北海道から東京へ、そして世界への発信を続けています。

小樽に行き、街の課題を観察

商談で行ったのですが、街の課題も感じようと少し余裕があるスケジュールで回ってみました。小樽と言えば、小樽運河クルーズや北一硝子などのガラス細工店、漁港直送の寿司屋通り、北のウォール街と呼ばれた金融の重厚な建物の数々、ちょっと余市まで足を延ばして、ニッカウヰスキーの原点である余市蒸溜所などが浮かんでくると思います。人気のメインスポットは、北一硝子や大正硝子館や、多くの海鮮丼の店舗が立ち並ぶ堺町通り。古くからの伝統も生きているが、新しいアートのチャレンジも…

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