20240902SDGsニュース
何千年も前の技術で1兆ドルを節約…耐火レンガでエネルギーコストを下げる
※耐火レンガを蓄熱材として蓄電池的に使う・・・という話と予測して読み始めましたが、違いました。通電して発熱するレンガを溶鉱炉などの熱源にすることで、安価に化石燃料の削減ができるそうです。レンガ製造自体は何千年も前の技術ですが、それで1兆ドルが節約できるわけではなくて、レンガに電気を通して発熱させる機能をもたせる最新の技術の効果ですが。
市況】ESG最前線レポート ─「非財務価値が財務に与える影響を可視化する」
※定量的分析がなかなか難しいですが、「単なるお話し」「神話」「特殊ケース」でないことを証明するには、研究・検証事例を増やして帰納法的に迫るしかないですね。個人の場合に、「いい人」が、それだけを理由として経済的に成功するかといえば、そうではないのと同じように、法人の場合にも、「いい会社」であることだけを理由として業績を向上させ優良な財務諸表をつくれるかといえば、そうではないでしょう。ESGの実態がひどくても、それがばれないうちは優良な会社に見える例はいくらでもあります。しかし、ばれてしまえばあっという間に社会的信用が失墜し、それは業績・財務の悪化に直結します。現時点では、そうしたリスクがわが社にもあるかもしれない、もしあったら直していこう、という観点からESGに取り組むのが現実的かもしれません。
役員報酬、ESG連動進む 昨年度は主要企業の7割導入
※役員報酬のESG連動は、中長期的な取組を進めるための、わかりやすい短期的なインセンティブ手段。10年後とか20年後とかには自分はいないし、そんな先のことは知らんもんね、というモラルハザード防止。
各省庁の令和7年度予算概算要求・重点施策
毎年8月末に公表されます。今年は8月最後の平日である8月30日(金)に一斉に公表されました。国交省だけ、ちょっと早かったのはなんででしょうね。主だった府省のリンクを貼っておきます。ぜんぶを詳細に見たわけではありませんが、自民党総裁選を9月に控え、既定路線踏襲感が感じられます。
内閣府
経済産業省
https://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2025/index.html
環境省
国土交通省
厚生労働省
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1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。
2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。
3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。