20221107SDGsニュース
COP27きょう開幕 各国が一致したメッセージ打ち出せるか
※「各国が一致したメッセージ」は、去年のCOP26で打ち出されました。今年のCOP27は、「それ、ほんとに実行するんですよね」の確認です。大マスコミの皆さん、お説ごもっともですので、とくにEUの国々の言うことがどう変わるのか、去年との比較対照表にして報じてほしいですね。
「環境に配慮しています」だけでは解決しない…「見せかけのSDGs」に冷ややかな視線が向けられるワケ
※SD(持続可能な開発)の定義を、誰も理解していないし教えてもいないから、SDGsは「なんだか高尚な、どこかの誰かがやる、いい話」、つまり、Everybody, Somebody, Anybody and Nobody の話、になってしまいます。
若いころに、1人出張の夜に入った大阪のバーの壁に貼ってありました。なかなかに洒落の効いた風刺詩だな、と強く印象に残っています。じっくり読んでみてください。
GPIF、リーマン危機以来の3期連続赤字-収益マイナス0.88%
※注目したいのは長期の運用成果。「9月末時点の運用資産額は192兆968億円」、「市場運用を開始した01年度からの累積の収益率(年率)はプラス3.47%、収益額は99兆9567億円」。なるほど、年率3.5%くらいで20年かけると、ほぼ倍増になるわけですね。「資産所得倍増」は、こんなイメージなんですかね。ちなみに、SDGsターゲット8.1が目指す年率7%(一人当たり経済成長率ですが)にすると、10年でほぼ倍増となります。
日本のかつての高度経済成長期ほどではないですが、バブル経済期くらいの感じ。その半分で、デカップリングしながら長期安定成長していければ、労働所得については、失われた30年を、20年で取り戻す、というイメージですかね。
【失われた30年】日本を「停滞国家」に変えた黒幕たちの正体
※「日本の企業、銀行、機関投資家はこぞって貯蓄を海外へシフト」の辺りが、「黒幕たちの正体」ということかな。「いわば大英帝国と同様、『海外資産による金利生活国』となった」ってことなら、その金利を国内に再投資すれば停滞を脱却できるのでは?円安で利幅は増幅するし。・・・ん、リターンが少ないって?だったらなおさら、「社会的インパクト投資」では?
サステイナブル歴30年の「眼」
SDGs/ESGに関連するキーワードを勉強するならこの本で
1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。
2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。
3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。