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20240815SDGsニュース


食害魚を食材においしいメニュー、「食べる磯焼け対策」に取り組む【有限会社丸徳水産(長崎県対馬市)】

※海藻を食べ尽くして磯焼けの原因となる(食害)魚ということですね。明確な目的のもと、着眼点を変え、創意工夫をこらすと、革新を起こすことができる、好例。全部が全部、そうなるわけではないですが。

きっかけは大分への転居 竹から素材を取り出す新技術で目指した環境保護と地域貢献

※こちらは陸上の「竹害」に着目して成し遂げた革新です。

住友林業の社宅に循環型低炭素アルミ形材が採用 LIXIL

※こちらはCO2排出原単位に着目した革新です。新地金100%と再生地金100%では、CO2排出量に100:3くらいの差があり、つまり97%削減ができます(ただし、新地金がないと再生地金はつくれませんけど)。「原材料調達から輸送、製造までの1キロ当たりのCO2排出量は2.9キロで、新地金100%使用時の15.1キロと比較して約80%削減」ということなので、原材料の地金以外の部分の負荷は同じで、地金のCO2排出量が上記の差であるとして計算すると(連立方程式!)、新地金(原材料)が12.6kg-CO2/kg-地金、再生100%地金が0.4kg-CO2/kg-地金原材料を除く輸送・製造・加工工程が2.5kg-CO2/kg-製品くらいになります。

0.97X+Y=15.1(新地金100%の製品)
0.03X+Y=2.9(再生地金100%の製品)
X(新地金100%のCO2原単位)=12.577→12.6
Y(原材料以外の工程のCO2原単位)=2.523→2.5

ちなみに、根拠となるデータで答え合わせをしてみました。再生地金100%製品のCO2排出原単位2.9kg-CO2/kg-製品に、原材料調達段階の比率17.7%を掛け算すると、再生地金分が0.51kg-CO2/kg-製品となるので、まあまあ、悪くない推計でした。

https://ecoleaf-label.jp/epd/download/960

世界で最も高いビル? 高さ1000メートルのバッテリー

※超高層蓄電ビル!「電力需要が低いときに送電網からの電力で動くモーターを使って巨大なブロックを持ち上げる」、つまり揚水発電の垂直版、ビル版ですね。ただ、1000mも必要か、という気はします。200mのビル5本でも効果はだいたい同じで、より入出力の調節がしやすいのでは。

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  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。