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20240718SDGsニュース


世界最大の「カーボンネガティブ蒸留所」誕生、米アスペン・ウォッカ

※やがてこうした「カーボンネガティブ●●」がスタンダードになり、差別化要因でなくなるとともに、「カーボンポジティブ●●」がネガティブブランディングの要因になる、かも。

地球温暖化で、国境線や海洋資源の利用をめぐる争いがおきる可能性

※もう、中国は狙ってきてますからね。

生物多様性保全に革新 コスモス国際賞に第一人者のサザーランド博士

※ちなみに2002年には、個人ではなく、チャールズ・ダーウィン研究所が受賞しました。このときの授賞式には当時皇太子だった今上天皇も出席されていました。それだけ権威ある賞です。

三菱地所、「根拠ある開示」に一手 「社会」と「成長」の両立へ、意思決定プロセスを「見える化」

※規模の大きな会社になればなるほど、マテリアル「でない」課題を示しにくくなり、マテリアル「である」とする課題の数が増えていきます。結果として、いわゆる総花的リストになり、ほんとうにマテリアル「である」課題は何か、ますますわかりにくくなります、と思うんですけどね。この例の場合、縦横軸で最上位のところに23課題あるので、かりにこれで重要課題を100%カバーしているとするならば、1課題あたりの比重は1/23(4.3%ほど)となります。その中でもより「重要」な課題がいくつかあり、1課題で10%とか20%を占めるなら、その他の課題の比重はもっと下がります。もはやロングテールです。そういうわけで、この作業は、いくらでも精緻化できますが、だからといって有効性が増すとは限らず、どちらかというと作業のための作業と化していきます。そして、総花的リストになればなるほど、目標が増え、目標達成のためのアクションが増え、モニタリング項目が増え、レビュー作業が膨大になります。つまり、運用が「重たく」なります。その割に、その目標の重みがないので、やらされ感が高くなります。ISO14001は初期に、「著しい環境側面の抽出」で、そういう重たい・やらされ作業がデファクトスタンダード化してしまいました。今のマテリアリティの特定作業は、「著しいESG側面の抽出」ということになり、同じ轍を踏みつつあるような気がします。しかも、あくまで自主的取り組みであるISOとは違い、(プライム上場企業のサステイナビリティ開示は)法定開示に位置づけられる話になっているので、わが社は簡潔・簡明を旨に骨太で!って打ち出しにくいでしょうし。

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サステイナブル歴30年+4年目の眼

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SDGs/ESG/脱炭素について勉強するならこの本で

  • 新版は、環境省認定「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応となりました。このたび環境省の認定がおり、問題集は10月6日販売開始となります。

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。