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怪我予防のための中殿筋トレーニング①

「怪我を予防する」

これはスポーツ現場では、どこであっても課題となります。

サッカー選手の怪我の多くは以下のものでしょう。

・足関節捻挫
・肉離れ
(ふくらはぎ、ハムストリング、内転筋など)
・膝関節靭帯損傷
(内側側副靱帯、前十字靭帯など)
・グロインペイン
・腰痛        etc...

これらを予防していくことで、選手は不本意な離脱をすることなくサッカーをすることができます。

チームとしては、より質の高いトレーニングや試合ができるようになります。


傷害予防プログラムとしてFIFA11+のようなものもあり、少し調べれば情報にたどり着けるので

「チームで怪我予防って、実際に現場で何をしたらいいかわからない!」

ということにはならないでしょう。


しかし、そのプログラムやエクササイズが何にアプローチしたものであり、なぜそれで怪我を予防できるのかわからなければ、形だけのプログラムになってしまうかもしれません。

そこで今回は、中殿筋に注目して、傷害予防の考え方を書いていきます。


■「ケツが大切」のケツとはどこを指す?

怪我の予防でも、パフォーマンスの向上に関してでも、「ケツが大切」とは言われますが、その「ケツ」とはどこを指すでしょうか?

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