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環境問題を考え続けてたどり着いた家庭菜園

先日のnote(こちら)で「生産者の見える食生活」が大切だと書きました。

もちろん、家庭菜園だと自分で食べ物を作るので、理想の食を実現できますよね。少し形が悪い野菜でも捨てないし、残飯も畑の栄養にできるので、家庭菜園は一番環境にいい食生活ではないかと思っています!

近くに耕作放棄地を発見!

カッコイイ農家さんにも出会い、農業に興味が出始めていたころ、「マッキンゼーが読み解く食と農の未来」という本を読んでいました。

この本に出てきた「農地の窓口」という民間の農地マッチングサービスを見つけました。そのサービスを使って大学周辺を見てみたところ、多くの農地が放棄されているという事実を知ってしまったのです、、、

コロナ禍で積極的に移動もできないし、まずは目の前の課題から!という思いで耕作放棄地を借りて野菜を育てることにしたんです。

とりあえず、市役所に行ってみた

いざ、「農地の窓口」を使って農地を借りようとすると行政手続きやら、紹介料やらで20万円以上かかることが分かりました。
そんな大金、学生が払えるわけないじゃん!と思い、市役所の農林水産課で直談判してみることに。

フットワークが軽いことだけは取柄の僕。とりあえず、行ってみて「何を育てるの?」「どのくらいの面積が欲しいの?」など色々聞かれ、「これから考えます!」と言いまくっていると怪しまれました(笑)

しかし、家庭菜園を始める経緯を30分ぐらい話していると借りれる農地の一覧を見せてもらえました😊

そして、ついに農地をタダでゲットできました!
農地ゲットから今に至るまでは僕のインスタの家庭菜園アカウントをご覧ください(こちら)。

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国連家族農業10年:家庭菜園の可能性

実は、小規模農業は国連でも注目されているんです。「国連家族農業10年」は2019年から始まり、小規模農業を広め、大切にしていこうというものです。愛知学院大学の関根先生によると、家庭菜園もこの小規模農業に含まれています。

今は大規模農業が政策として推し進められ、今では世界の2〜3割の食料は大規模に生産されています。しかし、大規模農業では土壌劣化や地下水の枯渇、労働の搾取などが問題となり、小規模農業の方が環境も人権も大切にできる持続可能な農業ではないのかと注目されているのです!

家庭菜園は少しハードルが高いかもしれませんが、余裕があれば少しでも食卓に出すものを育てられてはどうでしょうか?



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