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マスクのレース回顧シリーズ

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競馬とは入念な復習、入念な予習の繰り返し。 ただ回顧するだけではない。 マスクの回顧はジョッキーの一瞬の判断にもスポットライトを当て、検証していく。
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#東京競馬予想

22年安田記念を振り返る~ジョッキーを試す過去最高に窮屈なレース~

今年の安田記念は、アドマイヤコジーンが勝ってからちょうど20年目なのだという。 もう、20年…

22年日本ダービーを振り返る~極限の仕上がりの追求と名手の思考~

加湿器付きの空気清浄機ってあるだろ。 本当に部屋の空気が清浄化されているのか、マスクは空…

22年フェブラリーSを振り返る~100点満点の回答を導き出した事前準備~

予想にも書いたのだが、フェブラリーSというレースは湿ったダートで行われることが意外と珍し…

21年ジャパンCを振り返る~有終の美を飾る完璧な騎乗~

グランアレグリアに続いて、コントレイルもターフを去る。有馬記念ではクロノジェネシスも引退…

ユニコーンSを振り返る~偶然が積み重なり回避された大事故~

最初に断っておくが、今日の回顧はショッキングな画像が含まれている。 正直、今回の回顧に関…

エプソムCを振り返る~勝負を分けた『1頭分のズレ』~

武豊という天才はどうしてもディープインパクトなど、サンデー産駒とのコンビの印象が強く、外…

日本ダービーを振り返る~経験値により生まれたハナ差~

ダービーは最も運がある馬が勝つ 大昔から使い古された格言さ。競馬なんて実力に加えて、どのレースでも運が必要になる。 だってそうだろ?斜行の被害を受ける、受けないも運。正直皐月賞だろうが菊花賞だろうが最も運がある馬が勝つのさ。 ただこの格言がダービーで使われているのは、頭数の問題が大きい。大昔のダービーは32頭立てなんていう年もあった。それこそ32番枠なんて引いたら勝負にならないし、30頭以上外にいたら、内の馬は締められてしまう。 スタート決められず後方からになったら2

オークスを振り返る~白毛のアイドルの敗因と勝負を分けた4コーナー~

昔話に出てくる白馬は、ほぼほぼ芦毛だ。 以前そんな話を嫁さんにしたことがある。芦毛は歳を…

NHKマイルカップを振り返る~勝敗を分けたいくつかの『誤算』~

馬は生き物。生き物で行うレースも当然生き物だ。何があるかは分からない。 何があるか分から…

ヴィクトリアマイルを振り返る~天才牝馬が見せつけた『残酷な差』~

GI。 中央競馬最高峰のクラスにして、年間20Rちょっとしかない。勝ちたくない陣営はいないだ…

東京新聞杯を振り返る~若武者の大きな経験~

東京新聞杯の振り返りだ。 今年の東京新聞杯、マスクの◎がトラインだったことは、予想を読ん…

根岸Sを振り返る~意識の高さが生み出した一つの幸運~

16年連続だ。 何がって、根岸Sの逃げ馬連続敗退記録だよ。 一般的に芝よりダートのほうが前…

歴史を作ったアーモンドアイは衰えたのか?~天皇賞を読み解く~

アーモンドアイが新たな歴史を作った。8つ目の芝GIタイトル。素晴らしい記録だと思う。 昔よ…