Photo by okanokura 【詩】埴輪 22 ワニ_K 2023年5月11日 14:29 ひとけの無い博物館の時空を隔てるガラス越し埴輪からひんやりと 土の香りしてアーモンドの形した埴輪の目をみつめると耳元で囁く声がする 古墳は 楽園の鍵穴を 封印した跡だから 木々が生い茂り 木の上でカリョウビンガが 墓守をしている驚いて 目を見開いたら一瞬埴輪の口角が上がった (かなり前に地方紙に投稿した詩の改作です) ダウンロード copy この記事が参加している募集 #私の作品紹介 97,942件 #詩 #私の作品紹介 #現代詩 #ss 22 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート