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#セルフマネジメント100の質問 同期がいなくて孤独なベンチャー人材の働き方

こんにちはNO WALLs株式会社代表/セルフマネジメントプロデューサーの高橋奎(@_keitakahashi)です。

6月から開校した、セルフマネジメントの学校、9月から第2期開始予定です。詳細気になる方は、お待ちください!

普段は、セルフマネジメントプログラムBeatにて、経営者フリーランスを中心した方々のセルフマネジメント習得支援や、 #セルフマネジメントの学校 、新卒やマネジメントレイヤーを中心としたセルフマネジメント研修を行っています。

▼プロフィールは下記になります

YOUTRUSTにて研修も実施しました

本企画 #セルフマネジメント100の質問 についてはこちら

Q.今回の質問

同期がいなくて息抜きができない、本音を話せる人がいなくて苦しいです。どうしたらいいでしょうか?

ご質問いただきありがとうございます。
確かに、息抜きができなかったり、本音で話せる人がいなくて苦しい。そんな感覚を持つとしんどいと思いますよね。

私も新卒の会社は新卒1人目社員でした。経験ある先輩コンサルタントの中で、仕事をしており、孤独感も感じる時があったなーと思い返しました。

それと同時に、どこで働いても、孤独感を感じるときは出やすいのはないかなとも思ったりしました。
「自分ができなければいけない」「期待に応えなければいけない」など、感じる時に出やすい孤独感。どう向き合っていくといいのかなーなども思ったりしました。

整理してみてほしいこと

まず確認したいと私が思う、質問事項は下記になります

■質問者の方の根本ニーズ確認
・根本の課題は「本音を話せる人がいない」ということで良いでしょうか?
・「本音を話せる人」はそもそも自分にとってどんな人でしょうか?
■同期である必要性はありますか?
・同期がいなくて息抜きができないというのは、「同期である」必要があありますか?
・同期でなくてもいいなら、どんな存在がいてほしいですか?
・その存在を社内、社外に作ることで今の状況を好転させることはできますか?
■息抜きは人と話すことでないといけないでしょうか?
・息抜きは「人と話すこと以外だと難しいでしょうか?」

本音を話せないとは、脅威を感じていること

まず本音を話せないというのは、「脅威を感じている」状態です。これは、生命科学でいうと、ノルアドレナリンなどが分泌しています。ノルアドレナリンの特性として、視野を狭くする特性があり、自分自身の生存を優先する選択を取ります。

私が定義する「自分の状態をメタ認知するための、CDSモデルだと「Cモードの状態」だと言えるでしょう。

Cモードで、ネガティブな時は、Sモードにいくことがポイントになります。

CDSモデル 自分がどの状態にいるかをメタ認知するフレーム

考察①本音をあなたが話せるのはどんな人だろうか?そしてそのハードルを自分から上げていないだろうか?

質問内容の答えがわからない前提のもと、考察をしていきます。
根本として重要なポイントは、「本音を話せるような人のハードルが高いので
はないか?」
ということです。

本音を話せないのは、自分自身のことを他者に話すときに、「評価される」感覚を持ち、「本音を話せない」ということがほとんどのように感じます。

これは「評価スタンスで関わってくる他者」がいけないこともあれば、「自分が勝手に評価されることが辛いことだと過度に認識している」こともあると思います。

ここでポイントに挙げたいことが、いつも、「自分のいい面だけを他者に見せる」ことによって、自分のポジションを獲得している場合、「本音を話せる人」はとても限られるということ。です。
いい面だけを承認され、悪い面は承認されないという循環を自分で作り出していることが人生で多いと感じる方は、このサイクルから抜け出すことが大事になりそうですね。

自分の弱さを見せつつも、自分自身の思いをシェアすること、また他者からの助言を受け入れるスタンスを持てているだろうか?とまずは自分自身に矢印を向けて問いかけてみると、見えてくることがあるかもしれません。

考察②利害のない社外の人は優しく接してくれやすい

また、このような時に起こりがちなことは、社内の人は冷たく、社外の人は優しいという感覚を持ち、社内人を攻撃してしまうことです。
これは構造上、社内は利害があり、社外は利害がないために優しくしやすいということも大いにあると考えます。


解決策について


対応策としては、
1.環境を変える
2.認知を変える
3.自分でなんとかする
の3択になるのかなと思います。

1.環境を変える

例えば、社内に相談できる人が必要であれば、転職をして、ウェットな環境に行くことが一つあるでしょう。またリモートワークが可能であれば、同じような境遇の人が住んでいそうな、シェアハウスに住むなど、住環境でコミュニティに所属することで、仕事の合間にリフレッシュすることも手としてあると思います。

2.認知を変える

同期がいないと息抜きができない
本音を話せる人がいない

これは、自分自身が「そう認識している」だけのことでもあります。
実は相談したら、本音を話せる人がいたり、質問者の方同様に、息抜きができないと感じている方もいるかもしれません。自分のことを理解されないという認知から離れ、理解し、理解される関係を作りにいく動き方もあるのではないかと思います。

3.自分でなんとかする

最後は、「自分で自分を満たす」というやり方です。
会社内で、所属意識を満たせない時に、自己肯定感が下がる感覚を持つ方と、持たない方がいます。これは「自分の状態を自分で認めてあげられる「セルフコンパッション」の強さが影響している」と考えています。

自分自身の状態を誰かに承認されることや、誰かに話すこと、承認されることで、満たすのではなく、自分自身の状態を自分で見てあげて、自分で思いやり深く接してあげる。そんな力(=セルフコンパッション)を養うというのも一つあるかもしれません。

また、「CモードからSモードへ移行する」ために、散歩をしたり、マインドフルネスをするなどで、ストレスが溜まるときにセロトニン分泌を促し、精神を落ち着かせる方法もあります。こちらも、CDSモデルの解説の部分で触れている部分になりますので、よかったらご覧ください。

最後に

今回のように、思い思いに、質問に回答していきたいと思います。
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高橋奎 X:@_keitakahashi


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