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2024年5月発売の気になる本たち

4月3日現在、8冊。



5月8日発売分

📖他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ
著:ブレンディみかこ 文春文庫

「自分が生きやすい」社会に必要なのものとは? 感情的な共感の「シンパシー」ではなく、意見の異なる相手を理解する知的能力の「エンパシー」。この概念を心理学、社会学、哲学など様々な学術的分野の研究から繙く。うまく活用するために、自治・自立し相互扶助のアナキズムを提唱。新しい思想の地平に立つ刺激的な一冊。

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(ちなみに、Kindle unmilited対象作品だった。)

📖ニッポンの正体1:漂流する戦後史
著:白井聡 河出文庫

なぜ日本は堕ちていくのか? 気鋭の政治学者が戦後から続く腐敗した日本の体制を国内外の政治力学の中からわかりやすく読み解く。

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📖精選女性随筆集 白洲正子
編:小池真理子 文春文庫

人生諸般への鋭い洞察。小林秀雄、青山二郎らとの交流。能の素養に基づく古人への追慕。白洲正子入門かつ決定版といえる随筆集。

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2012年に刊行された女性作家の名随筆アンソロジーシリーズの文庫化。

5月10日発売分

📖「頭がいい」に騙されるな
著:池田清彦 宝島社新書

日本のGDP値はドイツに抜かれ4位に——。これに限らず、近年の日本の「凋落」はとどまるところを知らない。そして政権与党の裏金問題が噴出した政治も、官僚の意見を垂れ流すだけのメディアも旧態依然で、まったくアップデートされていないのではないか。天才を殺し、国民を地獄に突き落とし、自己保身しか考えていない「秀才エリート」たちの大罪を告発! そして「本当に頭がいい」とはどんな人たちなのか——。池田清彦氏が忖度なしに語り尽くす。

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📖イランの地下世界
著:若宮 總 角川新書

国民は脱法行為のプロばかり!?強権体制下の庶民の生存戦略を赤裸々に描く

「本当に目から鱗が落ちまくり。このイラン観は唯一無二だ」高野秀行氏、熱烈推薦・解説
国民は脱法行為のプロばかり!?
強権体制下の庶民の生存戦略を、長年イランの一般社会で暮らしてきた著者が赤裸々に明かす!

イスラムへの無関心、棄教・改宗が進んでいる? 国民の関心はいかに国から逃げるか!?
イスラム体制による、独裁的な権威主義国家として知られるイラン。しかし、その実態に関する報道は、日本では極めて少ない。
イスラム共和国支持者=敬虔なムスリムといえるのか? 棄教者は本当にいないのか? 反体制派の国家ビジョンとは?
違法・タブーとされる麻薬や酒に留まらず、イスラム体制下の欺瞞を暴きつつ、庶民のリアルな生存戦略と広大な地下世界を描く類書なき一冊。

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5月21日発売分

📖小田嶋隆論
著:内田樹 イーストプレス

5月28日発売分

📖凱風館日乗
著:内田樹 河出書房新社

私たちの足元には、未来の日本を再生させる可能性が溢れている。一歩立ち止まることで見えてきたウチダ流「街場の救国論」。

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📖聖書の同盟 アメリカはなぜユダヤ国家を支援するのか
著:船津靖 KAWADE夢新書

ガザ地区人道危機でイスラエルが批判される中、米国がイスラエルに寄り添う理由を、歴史・宗教・政治から解き明かす!

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