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アイネクライネナハトムジーク 感想

こんばんは、けいです。

昨日の晩、会社の同期に勧められた映画

「アイネクライネナハトムジーク」

を観ました。

非常に面白い作品だったので、
このnoteでは感想を書いてみようと思います。

主観的な意見が多くなるかもしれませんが、
最後までお付き合いください😊

ではまず、本作のストーリーはこんな感じです。



仙台駅前。大型ビジョンにはボクシング世界タイトルマッチに湧く人々。そんななか、該当アンケートに立つ会社員・佐藤は、ギターの弾き語りに聞き入る紗季に思わず声をかける。2人の小さな出会いは、幸福な出会いの連鎖を生み、佐藤とつながっていく。

(U-NEXTより引用)


一言で言うならば、本作は

「出会い」について
考えさせられる作品です。


人は、生きていく上で沢山の人と出会います。

自分がどこかで出会う人、というのは
「選ぶことができる」場合と、
「選ぶことができない」場合があると思います。

生で見てみたいアーティストのライブに行く。
知人や友人を通じて、誰かを紹介してもらう。
マッチングアプリで気になった人とご飯に行く。

これらは、選ぶことができる出会いだと思います。

では、選ぶことができない出会いとは
一体どのようなものでしょうか?

ちょっと考えただけでも
本当にたくさんあると思います。

そうなんです。

出会いのほとんどは
「選ぶことができません」。


明日の朝、目覚めて1番に誰に会うのか。
外に出た時、近くには誰がいるのか。

昼間に訪れたカフェの隣の席には誰がいて、
帰りに乗った電車の前には誰が立っているのか。

何なら、誰の子供として産まれてくるのかすら
私達には分からないのです。


けれど、かれこれ数十年生きてきた私たちには、
これまでに出会ってきた人達がいます。


自分がたまたま生まれた家族。
近くに住むご近所さん。
地元が同じで、学生時代を共に過ごした友人。
その時の担任の先生や部活の顧問。
大学で新しく出会った同級生や先輩・後輩。
バイト先の先輩・後輩。
新たなコミュニティを通じて知り合った人達。
会社の同期や先輩達。
そして、かけがえのない存在である恋人。


これだけ多くの人と出会ってきたんだと思うと、
とても感慨深い気持ちになりますね。。。

果たして彼らとの出会いは
いい出会いだった、と言えるのか。。


私の答えは、こうなりました。

もちろん、いい出会いでした!



小田和正の
「ラブストーリーは突然に」という歌の中に
こんな歌詞があります。

あの日 あの時 あの場所で
君に会えなかったら
僕らは いつまでも
見知らぬ二人のまま

24歳でカッコつけすぎかもしれませんが、
私はこの歌と歌詞が大好きです。

この歌の中では、この歌詞は
想い人に向けて言われていると思います。

しかし私は、これまで出会ってきた人達
全員に言えることだと思っています。




高校生の頃、めちゃくちゃ仲の良かった友人と
夜遅くまで帰り道で話してた時、

「けいともっと早くに出会っておけばよかった」

と言われたことがあります。

今更そんなこと言われても、、と思うと同時に
とても嬉しかったことを思い出しました。

それだけでもこの映画を見たかいがあったな、と
思えるほど、暖かい気持ちになれた良い夜でした。


将来、自分のこれまでを振り返った時に

あの時出会えてよかったね。


そう思える出会いを重ねていきたいです。

このnoteを読んでくれている方も、
対面して出会えている訳ではありませんが、
これもひとつの出会いだと思っています。

私と出会ってくれてありがとう。

これからも見守っていてくれると嬉しいです☺️

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