VRChatを始めた流れ

しばらく前にX(Twitter)でVRChatを始めた流れを紹介するタグが話題になりました。私はVRChatもやっています。以下にVRChatを始めた流れを紹介します。

新型コロナが流行り始めた。オンラインの飲み会をリアルの友人とした時にVRChatを勧められた。当時は遊び方が分からず、飲み会の時に友人と1回だけ遊んで休眠。

うつ病になり、ほとんど寝たきりになってしまい外出ができなくなる。

症状が落ち着き始めた時に、VRChatなら外出しなくても人と会えるかもしれないと思ったので再開。

しばらく遊んだが、再び休眠してしまった。

うつ病が少しずつ回復してきたが、リアルで人に会うのが怖くなってしまい、人を避けるようになった。

VRChatなら人と話す練習ができると思ったので再開。

リアルでも少しずつ人と話せるようになってきた。

Vtuberでの活動用に作ったアバターをVRChatでも使えることに気付いたのが再開するきっかけでもあります。一時期は英会話ができるワールドで英語の勉強をしようとしていた時がありました(今はサボってしまっていますが…)。

ストレスを減らすには様々な方法がありますが、人と話すこともその1つです¹⁾。うつ病では、人とのつながりが消えて孤立してしまうことが寛解への妨げの1つになるのではないかと思います。1人でいるとどうしても過去や将来のことを考えて不安になったり、悲観的な気分になってしまいます。特に1人暮らしで療養している場合は、人と会わず話さない日がどうしても多くなってしまいます。回復期からはリワークなどの復職支援などに通い、スタッフや他の利用者たちと話すのが良いでしょう(体力の回復にもつながります。)。会話の練習ができるという点でVRは療養の手助けの1つになるのではないかと思います。また、VRを引きこもり支援²⁾や不登校の支援³⁾に活用しようという試みもあるようです。

職場でのハラスメントが原因でうつ病になったので、人と会って話すのが怖くなり、人を避けるようになってしまいましたが、最近は皆さんとお話しするうちに徐々にリアルでも会話ができるようになってきました。お話ししてくださる皆さんに感謝します!

【参考文献】
1) 住友ファーマ 健康情報サイト, Vol.100 日頃の会話がものを言う!?, https://healthcare-sumitomo-pharma.jp/health_column/jobigaku/vol100/#:~:text=家族や友人との,も期待できますよ。 (2023年12月21日閲覧)

2) VRを用いた引きこもり支援を行っている自治体と取り組みの代表例
神戸市, バーチャル空間を活用したひきこもり当事者会を始めます- 神戸市, https://www.city.kobe.lg.jp/a77853/618356470588.html (2023年12月21日閲覧)

甲府市, 甲府市メタバース心のよりどころ空間を開設しました, https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kenko_zoshin/seisinhoken/20190903hikikomori.html (2023年12月21日閲覧)

神奈川県, 知事がアバターでメタバースに初登場~ひきこもり当事者社会参加支援「つながり発見」イベント~, https://www.pref.kanagawa.jp/docs/t7e/prs/r2733778.html (2023年12月21日閲覧)

3) VRを用いた不登校への支援を行っている自治体と取り組みの代表例
 京都府, メタバース不登校学生居場所支援プログラム「ぶいきゃん京都」, https://www.pref.kyoto.jp/sangyo-sien/vcan.html (2023年12月21日閲覧

立命館大学, メタバースを用いた不登校学生の居場所支援プログラムを実施, https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=2832 (2023年12月21日閲覧)
立命館大学が広島市の不登校の高校生を対象に行ったプログラムです。

三重県, 「オンラインの居場所の魅力を知ろう!」メタバース体験会を実施します, https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0045700113.htm (2023年12月21日閲覧)