日本の山はほんとうに荒れているか?里山利用についての雑感
近年、森林の活用などを進めていこうという議論も増えてきています。木材利用のために「木をもっと伐ろう」というような風潮があります。
木を活用することは重要だと思いますが、手放しで喜ぶことができません。なぜ、喜べないかという部分について、山が現代よりも活用されていた時代にどんなことが問題になっていたのかを知ることは重要だと思いますので、今回は話題を提供できればと思います。
かつての日本では暮らしの近くに「里山」と呼ばれる空間がありました。
まずはその説明からできればと思います。