裏社長から社長へ（裏社長大河の悪魔版就職斡旋社後書き）

このnoteを立ち上げてから

　このnoteを作った最初の頃から掲載していた作品「裏社長大河の悪魔版就職斡旋社」ですが、この度、第一部完ということでバージョンアップ、ブラッシュアップしての第2章に移行していきます。
　とはいえ、ここまでみなさん読んでくださってありがとうございました！めでたく裏社長としての大河はここまでとなります。こうやって一部大団円を迎えた所で次に進めるのはいいかなと思いますし、筆者的にも裏社長に出てくるメンバーはかなりキャラクターを練ったので愛着もあります。これからも彼らの活躍を作っていきたいと思っております。

起点と転機

　外国資本編を考えついて書き始めてからは『これで一回このシリーズ〆よう』と思ってストーリーを練っていました。前も書きましたが、この大河シリーズは大まかなストーリー軸だけを決めてあとは書いてみてどうなるかってスタンスで書いてきていたので、これ以上凝ったストーリーを練るのが難しいかなと思ったところと、『ここまでやって裏でいられるわけねぇな、こりゃもう完全に隠れてるつもりでも隠れられないよな、だったら表に出てしまえばいいか』と感じたからです。目立ち過ぎてる裏の人っていうのは設定に矛盾が出ますからね（悟）。
　転機としては「愛人麗奈」と「夜物語」を確立したことでいわゆる罰則系の裏稼業の話を組むと同じ匂いがしちゃうなーってことで大河作品は別路線風にしたかったのがスタートです。そしたらちょっと味が違う僕の好みの方向に持っていこうかなと思ってうっすらハリウッドチックなストーリーも含めて構成していきました。なのでどっちかというとセックスよりブラッディな構成になっていると思います。sex blood rock’n rollな魂が基本にあるので性がなければ血になります（待）。
　愛人麗奈も完遂したので、こっちの大河もフリークメディアやそれこそ愛人麗奈の元になった第一話のようなストーリーも帰ってくると思います。思うってことはまだ、第二章の序盤のストーリー出来上がってないってことなんだけど言わせないで恥ずかしい。

外伝だけ作ってます

　これで裏社長大河って形でのシリーズは幕を下ろしますが、やっぱり大河と聖奈のイッチャイッチャを書かずには締められんだろうという個人的脳内中尾彬の助言によってイチャイチャ夫婦生活3という形で外伝を作っています。それで、本当に新しい形で再起動していこうと思っています。普段暴力的なのを萩原と共に書いてるだけに聖奈と大河のイチャイチャはまた別の意味でむず痒くてイイですね、もっとやれ。
　というわけで、外伝を書いたのちに第二章をじっくりとスタートしていきますので、またその時は読んであげてください。それまでは雑記や日記が増えたり萩原に頑張ってもらおうと思ってます！