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#4「Killer7」(2005)

色々ありすぎてどっから書かけばいいかわからないが、とりあえず自分が整理できた範囲で書き留めてみる。



・GHM

KILLER7 PS2版 パッケージ

リアルタイムではほとんど知らなかった。
多分continuityかなんかでマスクをしていた須田剛一氏のインタビュー記事を見てヒューマンの人が会社作ったんだという情報しかなく、色々知り始めたのはついここ最近の話である。

何年前、メガテンを通じて仲良くなった方が「シルバー事件」と「花と太陽と雨と」が大好きで、よくイベントとかでそのゲーム音楽を流していたのがきっかけでその作品を知るようになり、そこで開発したのがグラスホッパー・マニファクチュアというのを知りました。

そこから何年か立ち、別でメガテンをきっかけで仲良くなった方(総元帥)にこのゲームを教えてもらって、何年か前に知ったシルバー事件と同じ会社だったんだということがわかりまして。
メガテン好きから同じゲーム会社を知ることになって、これは何かの縁かなと思い、大森のBOOKOFFでKILLER7(PS2版)を見つけて購入することに。

改めてパッケージを見て思い出しましたが、過去にブックオフぐらいで何気なくあったのを見てトゥームレイダーみたいな洋ゲーなのかなと思っていました。(4と5はカプコンからの販売だったので)

そしてつい最近までやっていたのと、その総元帥と語り合ったので、色々忘れないように書き留めていました。


・ヤバいです

元々こういった国際情勢を絡んだストーリーはとても大好きで、魔剣X・爻に少なからず近いのも感じた。
さらに作中に出てくるテレビやハーマンルームも何となくP4のマヨナカテレビや、P5のセーブルームみたいな感じで自分の中で親近感を感じさせつつプレイ。

独特な世界観もあって夢中になり、各章を終えた後もウィキとかで調べたりして話を確認するようになりました。

三人称視点の移動操作がボタン押しながら移動と方向切替、射撃は360度の一人称視点には戸惑った。

標準を定めているつもりなのだが、銃の反動もあってかなかなか当たりづらく、敵もゾンビとはまた違った姿とテロリスト「笑う顔」という存在感で、バイオとは違った嫌な怖さと焦りを感じさせている。

さらに独特の雰囲気と暴力性の生々しさに加えトゥーンレタリングがより一層、世界観を出していてヤバかった。

特に笑う顔が本当に怖くて、普段は透明で索敵しないと見えなくて、そこから笑いながら自爆するんですが、これって今現在のテロと何にも変わらない感じがするんですよ。。。

一般社会に溶け込んで(透明化)、自分らの思想の為に破壊行為を起こすのと何ら変わりなくて、攻略した後も怖かったです。


・残留執念

右からトラヴィス・ケス・ユニオン・スージー

作品中に操作を教えてくれたり、ステージ攻略の際に必要なヒントを出したりと、スミス同盟以外にも濃いキャラクターが多いのも魅力。
台詞ひとつひとつが中身が濃く字幕の言い回しがかなり独特で、安易に読み飛ばせないぐらいのものになっている。

序盤から残留執念が色々言ったり、スミス同盟ってなんだ?みたいな感じでさっぱりでしたが鳩書簡というアイテムを取るとようやくわかってきました。

イワザルの存在はビックリした。
ハーネスで吊られギャグボール加えていたりと操作説明よりもまず、お前の説明が欲しいw。
ユニオンは情報は何故かプロレスのマスク持っているし、スージーは引きこもっているわ会話の内容すべて猟奇的で、字幕の顔文字がより一層サイコホラーで特に好きなキャラクターでしたね。

トラヴィスも印象深いですね、会話していても料理はしているわ運動をしてたりとかなり砕けたキャラなのに、米国の事情やら何やら語る姿はやっぱりその筋の人間だったんだなと思った。

世界中の病原体に感染して治療してを繰り返して生きていることを確認するウルメイダに、少女をはく製にしてコレクションするカーティスといった面々もかなりハンパない。


・考察(って言うほどじゃないけど)

今回、これを書くために色々動画を漁ってみたら、トラヴィスが冒頭にエミールともう一人のハーマンことを語っていたんだな。
世界観と操作に追いついていなかったから気づかなかったし、その後のボスの天使に持ってかれて忘れていた…。

動画と同時に考察スレとかも見ていて、自分なりに考察も浮かんでは消えを繰り返していた。
自分の中でこれが合っているかなというものをいくつかチョイスして考えてみました。あまりにも書くと量がヤバいので…。

ハーマンルームは内的世界の表現で、インサイド・ヘッドみたいに頭の中で多層人格を切り替えてたんじゃないかなと。

コロシアムもそういった世界で、戦艦島の地下に向かったのは真実に行けたからみたいな感じかなと。

ハーマンとクン・ランは国家とテロの象徴とされていて、エンディングの香港でのやりとりは争いは終わらないよみたいな感じなのかも。

象徴というパターンで行くとするなら、終盤のガルシアンの家で鍵が掛かっていた部屋にいたのは自分の中の頭のハーマン(国家側)とクン(テロ側・反国家側)で開けられたのは記憶が蘇ってきたみたいな感じみたいな?

その二人を○るというのは、どちらにも就かないという現れ?中立を貫いてということかなと?
でもマツケンを〇る時は、メガテンで言うロウかカオスに就くみたいなことなんだろうかと?

じゃサマンサはガルシアンの記憶制御装置的な?
それとも彼女の象徴で殺し屋というの本能象徴なんだろうか?

ハーマンを抑えつける学生サマンサが殺し屋としての本能
ハーマンに従うメイドサマンサが殺し屋としての仕事モード
今までバランスが保っていたのだけど、記憶が蘇ったり何らか制御っも薄まってきたのかはわからないが、ぶらんと○んでいたのはその制御がダメになった表現じゃないかなと。

ハーマンとクンとの会話

そもそもサマンサって何であんな女性だったんだろうか?
エミールのキャンパスガールの一人だったんかなー。。。


・音楽

・Rave On

総元帥がこの曲を紹介してくれたのがきっかけでKILLER7の名を知る。
ダークな感じが多そうなイメージがあったので、このノリのいい曲があるとは思わなかった。

作中では羈絆門(キハンモン)の階段場面にしか流れず、その場面も数十秒ぐらいの移動で終わってしまうのでかなり贅沢にこの曲は作られたなと。

後、羈絆門(キハンモン)の門番がいる入り口、クラブの入り口みたいで好きですね。
扉から音楽がズンズンと漏れ響いていて、そこからRave Onが流れるとむちゃくちゃ高まります。

そのノリを流れでウキウキ気分で行くとまぁ、ファントムスマイルにやられますよね。
また「Shoot Speed」がサイケデリックな曲でまた変わった曲調と、倒せなかったら一撃で○られちゃうので、より一層の焦ってしまいます。

・Sweet Relief

最初のステージ複合施設の「セルティックス」のロビーとかで流れる曲、アンビエントとダークな感じがかなり好みの曲です。
冒頭の静かな感じと徐々にエレクトリック音がいい気持ち悪さを出していて、ゲーム中に焦りと恐怖を引き出していて最高です。

その他にもハーマンルームの「Multiple Personality」はダーク・アンビエント感じとBPMがとてもゆっくりで心地よくて好きです。


・書いてはみたものの

時には優しく時には厳しい、愛すべきイワザル

御主人様

難しいです

ムズムズです

色々ああだったりこうだったり書いてしまいましたが、答えはわかりませんわ。

シナリオが未完だから仕方ないっちゃ仕方ないが、これだと思った考えが、改めて年表やら場面とかをみたら違うかもしれないみたいなのが何回もあってこれ書いている間も大変だったんだべ

まさに沼ゲー

やったり調べたりするとその世界にどんどんハマっていく…個人的に作品を深掘りするのが好きだから、総元師はエラい最高ゲーを教えてもらったわね( `曲´ )

Hand in killer7をまだ手に入れていないので、隅々までは知ってはいないですが、また読んだときにでも追記・加筆でもしようかと…(多分また色々整理しないといけないが…)

我はハーマンの名のもとに…



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