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note designer meetupの印象が新鮮な内に覚え書き (前編!)

昨日、ピースオブケイクさんで行われた「note designer meetup」に参加してきました。レポートは早いほうがいいとのことなので、お昼休みを使ってまだ印象が鮮明な内に書きます。

テーマは「これからのデザイナーの情報発信」ということで、
「情報発信に何を期待して始めたのか」「情報発信をすることでどういう変化が起きて来たのか」「組織としての情報発信」「個人としての情報発信」この辺りについて、色々なお話しを聞くことができました。

イベントは

・baigie 枌谷 力さん
・Tokyo Graphic Recorder 清水 淳子さん
・OFFRECO 山下 正智さん
・LINE 中谷 豪さん

の4名の方のLTと、

・メルカリ CXO 井上雅意さん
・dely CXO 坪田 朋さん
・note CXO 深津貴之さん

3名によるCXO対談という構成。発表者もそうですが、会場にも色々なところで良くお見かけする方がチラホラ。今まで情報発信している、これから情報発信しているデザイナーにとって気づきと学びの多いイベントだったんじゃないでしょうか。


LTについての感想

まず、baigie 枌谷さんですが、「デザイナーが情報発信をする100のメリット」ということで100個もメリットを挙げています。LTが始まる前に発表資料もお知らせしていただき、みんなPDFを見ながら、その100個全部ではなく、大きく5つのカラクリに整理して発表されていました。(発表資料はこちらからダウンロードできます
LTでは触れられなかった100個からいくつかピックアップしてみます。

6. 社内での評判を生み出せる

まず社外の反応の前に社内でしっかり認めてもらえる、評価してもらえる、というのは大きいです。

11. 給与や待遇が上がりやすくなる

前職では私も評価に対して少なくない裁量を持っていましたので、ここは事前に共有して、積極的な発信を促し、査定評価のプラス基準の一つにしていました。

41. デザインのスキルアップにつながる
43. プレゼンテーション力が鍛えられる
47. 言語化能力が鍛えられる

自分のスキルアップで、やはりここが大きいと思います。デザインの成果物は優れているのにプレゼンテーションが下手で損をしているデザイナーはやはり多い気がするので、別に「盛る」わけではなく、正しく評価される、価値を伝える、世に出していく(提供していく)ためにはここの能力は重要だと思います。

59. インプットの習慣が付く
66. 情報の扱い方が上手になる

アウトプットとインプットは表裏一体なので、情報発信を精度高く続けていこうとすると必然的にインプットの質も上がりますね。

85. ブランディングができる
86. 会社には別のセルフブランドを作れる

このことについても結構思っていたことがあり、すごい優秀なのに目線が社内やグループ内にしか向いていないデザイナーが周りに多かったのでとてももったいないなと思っていました。個人とは違いますが、今回のイベントでLINEやメルカリのデザイナーの発信が採用強化やデザイナー自身の熱量の高まりで増えてきたのも同じことなのかなと。

他にもいろいろ確かに、と思うことばかりなので是非発表資料を見てみてください。


次はTokyo Graphic Recorder 清水さんです。
グラフィックレコーディング、グラレコ。最近よく聞きますし、描かれたものもよく見るのですが、正直まだよく分かってなかったので、清水さんの経験や周りの反応の変化を聞いて、なるほどと思いました。

また、清水さんは東京芸大の大学院にも通われて修了制作でグラフィックレコーディングの作品を作っていたというのがちょっと意外でした。私がいた当時(デザイン科ではありませんが)は芸大のデザインというと作家指向がとても強く、いわゆるアカデミックなものから日本画ともう区別が難しいくらいのグラフィックデザインや現代美術のインスタレーションのようなもの、アニメーション作品が多い印象でした。私が知らないだけなのかもしれませんが、グラフィックレコーディングのようなプロセスやその場の関係性を定着するようなものがちゃんと評価されるようになってきているというのはいいですね。


次はOFFRECO 山下さんです。
山下さんは店舗のデザインなどをされている方とのことです。noteを書き始めるようになって、最初は全然誰にも見られない状態だったのが毎日決まった時間に更新することを続けることで色々変化が起きた、そのノウハウや心構えなどを教えていただけました。

フォロワー数関係なくシェアしてくれる人はありがたい

これは本当そうだと思います。

続けることの大切さを仰っていた山下さんは発表の直後にもう記事をアップされていました。予約投稿とのことですが、さすがですね。

というところで、まだまだ全然書けていないのですがお昼休みの時間が終わってしまうので、これも昨日教わったテクニックとして、「前篇」としてアップしてしまいます。続きはまた夜か明日に。たぶん。


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