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映画紹介#001 「ブルース・ブラザーズ」(1980・アメリカ)前編

友人におすすめ映画を週1本紹介してほしいと頼まれたので、
今回から映画の紹介文と自分の個人的な感想を連載してみようと思います。

文字に起こすことで思考が整理されるのでありがたい。
基本的にはAmazon Prime Videoで配信中の作品の中からチョイスしていきます。
どれくらい続くか分かりませんが、どうぞお付き合いください。

記念すべき第1作目は、何を思っていきなりこんな作品を選んでしまったのか…『ブルース・ブラザーズ』です。

プライムビデオでの視聴はこちら。
プライム会員は無料で見れます。(2022/07/12現在)


世話になった養護施設を救うべくバンドを結成し一攫千金を狙うジェイクとエルウッド。しかし、彼らの周りで次々と起きる騒動はやがてシカゴの街をも巻き込む事態に!アメリカのTV番組「サタデー・ナイト・ライブ」から生まれた痛快ドタバタコメディ。

ブラックスーツに黒いハット、真っ黒のサングラスをかけた二人組と言えばこの二人。
昔、USJでショーにもなっていた『ブルース・ブラザーズ』

昔の名作映画だけど、肩肘張らずに気楽に楽しめる作品。名作と言っていいのか分からないほどのバカさ加減。でも、それがたまらなく良い味を出してる。

エンタメ作品として素直に観れる一方で、1980年当時の北部イリノイ州シカゴ周辺のダウンタウンや貧困地区の教会、黒人コミュニティ、アメリカ南部色の強いウエスタン&カントリーの酒場や白人主義の団体まで、日本人にとってはあまり馴染みのないアメリカの多様な一面が垣間見れるのも興味深い。もちろん映画なので多少(?)誇張されていると思うけど。

監督はジョン・ランディス。
この作品の後、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のミュージックビデオを監督する人。


【見どころ① 個性的なキャラクター】

不良だけど憎めないジェイクとエルウッドの奇跡的なコンビネーション。
お笑い芸人の「かまいたち」にどことなく似てる気がする。
クールにカッコつければカッコつけるほど、どんどん面白くなっていく。
何が起きても(死にかけても)リアクションが薄い。それがいい。

「スター・ウォーズ」のレイア姫で知られるキャリー・フィッシャーが演じる「謎の女」にも注目。


【見どころ② 物語を彩るレジェンドミュージシャンたち】

ミュージカル映画としても抜群に楽しい。
ソウル、R&Bの伝説的なミュージシャンが多数出演。
ジェームズ・ブラウンが教会でシャウトし、レイ・チャールズがストリートをダンスフロアに変える!


【見どころ③ 車が空を飛ぶ!ど迫力のアクション】

CGがない時代の生身のアクションのリアリティにはビックリ。
シカゴ中心部でのカーチェイスは、こんなのよく撮影できたなと思うほど。
ギャグ漫画のようなことを実写でやっている。


その他にも見どころはまだまだあるけど、嵐のようにやってきて去っていく映画なので、とにかく、ドタバタな場面ではツッコミを入れながら、ミュージカルシーンでは音楽に身を任せて気楽に楽しんでほしい。

より内容に踏み込んだ話は、また観賞後に。
後編に続く。


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