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10年ぶりくらいに猫と暮らしている話(2)

犬派か猫派かと聞かれたら間違いなく犬派であると即答できます。が、別に猫が嫌いというわけではない。

そろそろボスが返ってくるので、最後に名残惜しいけれど猫可愛いよという記事を書いておこうかと思った次第です。絶対にアメリカもポスドクも関係ない記事になる自信がある。

因みに写真はこの間の休日に(私が)目覚めたときの猫の様子。最初はなぜか踵を枕にして寝ていたので、仕方がない、起きるまで待ってやるかと思っていたら、どんどん体が開いていき、30分後にはお腹丸出しで寝ていたという。人の股の間で。警戒心というものが皆無の猫です。何故ネコが起きるのをヒトが待っているという事態になるのでしょう…。猫が起こしに来るという話はよく聞くのだけど。

体内時計が完璧

日中は放し飼いにしています。夜になると戻ってきて裏口の前で中に入れてくれと鳴きます。ボスからは「8時過ぎに帰ってくるから入れてあげてね」と言われていたのですが…本当に8時半ぴったりに帰ってきます。誤差があっても±10分くらい。最初の数日間は、たまたまだろうけどすごいなぁと思っていましたが、実際最後まで時間に正確なままでした。ボスも海外の人にしては時間に正確な方なので、飼い主に似たんだろうね。

一日だけ帰ってこなかった日がありまして、普段がきちんとしている分、非常に心配しました。大雨が降っているから帰ってこないんだろうなと思っていましたが、深夜に止んでも帰ってこない。探しに行きたいけど外は街頭などもなく真っ暗なのでさすがに怖い。どうしよう…とすごく心配しましたが朝方いつも通り扉の前で入れてくれと鳴いていました。まぁ確かに、雨が止んだとしてもまだ地面は濡れてるからすぐには帰ってこないよね…と思うと同時に非常に安心しました。きっと上司の子供の世話とか任されたらこんな感じなのかもしれない

犬と結構似ている

私の中の猫のイメージは、人になつかないというか、人に興味がないというか、まぁそんな感じでした。つーんとしてる感じ。一方の犬は人に構ってほしくて全力でアピールしてくる、みたいな。少なくとも実家にいた犬猫はそうでした。…多分ね。何故か猫の記憶あんまりないんだけど…

が、こちらの猫さんは家にいるときは全力で構えアピールをしてきます。持ち帰りでデスクワークをしていてもアピールされたら一緒に遊んじゃうので全然仕事になりません。大体は私の周りをうろうろしたりみゃうみゃう鳴いたりしているのですが、いつの間にか周囲からいなくなっていると心配になって探しに行っちゃいます(大体は主寝室か客室のベッドで寝てる)。猫でこれなんだから子供がいるご家庭とか、お家でお仕事している人大変だろうな…本当に尊敬します。

遊んでいるとそのうち撫でろアピールになり、全力で撫でているとそのうち爆睡し始めます。膝の上とかで寝られるとお持ち帰りしたくなるくらい可愛い。しかし私は猫アレルギー。くしゃみとの闘いです。爆睡してる猫の肉球触り放題なのとか素敵ですよね。

でも結局犬と全然違う

犬と違って体がぐにゃぐにゃしているというのもそうなんですが、いきなり野生の本能に目覚めるのは一体何なんでしょうね。撫でている最中、すごくリラックスしているのに、なぜか次の瞬間には手に襲い掛かってくる。おかげで右手が傷だらけです…10秒くらい右手を捕まえようと奮闘したあとまた撫でてアピールしてくる不思議。怖くて触れないですよ(撫でるけど)。

因みに、遊んでアピールを無視してどこかに行こうとした時もとびかかってきます。最初は爪立ててくるので痛かったのですが、そのうち爪をしまったまま太ももにしがみついて来るようになりました。ちょっとかわいい。あとしがみついている肉球が気持ちいい笑。

あとはやはり、犬は「どこに行くんですか!?ついていきます!!」という態度なのに対して猫は「ついてこい」なんですよね。自由だなぁ。

まとめ:猫は飼うべきではない

一ヵ月ほど一緒に暮らしていて、やっぱり私は飼っちゃいけないなという結論に達しました。だって絶対外に出たくなくなる。ラボに行かずに家に引きこもって、猫とひたすら遊んでるから仕事しなくなる。間違いなく首ですね…。実際、この一ヵ月の仕事は間違いなくペースが遅くなっています。ボスが帰ってきたら休暇中にやっていたことを報告するのですが、さぼりすぎだと思われないことを願います。

最後のスライドに爆睡してる猫の写真をいっぱい張り付けておけば許してくれるかな…

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