いよいよ明日がカフェでの落語
「慣れ」とかけまして、
「お客さん達」と解きます。
その心は、かんしゅうです。
#慣習
#観衆
このところ落語のことを考えない日はありません。
ふたつの落語会が近づいていることもありますし、地域の高齢者サロンでの落語会も多いのです。
落語会に出演するときは、自分は決まって一番最初にでます。
そして前説、拍手と声出しの練習をしてもらいます。
これがなかなか好評で、毎回必ず笑ってもらえます。
そこから「秘伝書」に移るのですが、ここ最近はずっとこのパターンです。
というのも地域の高齢者の方々は、あまり落語に接したことがないので、まずは笑いどころがわかりやすい噺から入り、落語の聴き方に少し慣れてもらうためです。
落語は聴く方も結構頭を使ってもらうことになるものですので。
もちろん他の噺で、落語に慣れてもらうためのものがあればそれもしたいのですが、何しろ持ちネタが少ない自分にはこれしかないのです。
飽きてはいないのですが、もっと他のネタもしたいとは思っています。
それに下手に慣れてしまうと、ちょっと流したような落語になってしまい、せっかく見にきてくれた方にも申し訳ないのです。
聞くのには慣れてほしいですが、話すのに慣れを見せるとクオリティが落ちてしまいそうです。
相反した「慣れ」です。
同じ「慣れ」でもポジティブにもネガティヴにもなります。
早く次の新しいネタを覚えよう。
さて、いよいよ明日がカフェでの落語です。
自分は出演しませんが会場準備はしてきました。
いい雰囲気になりました。
またこのカフェで落語会をするときは、必ず出たいです。
落語のことを考えるのは幸せです。
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