見出し画像

世界で一番住みたいと感じた街、メルボルン -オーストラリア旅行記

僕は家財一式を引き払い、世界各地を転々とする生活を送っている。

そのような生活を送る理由は2つだ。

① バイヤーとして世界中の雑貨を物色するため
② 「ここ住みたい!」という場所を探すため

訪れた国は30か国ほど。

旅は好きだが、住みたいと思える場所にはなかなか出会えなかった。


しかし、ついに理想に近い街と出会う。

それはオーストラリア南部のメルボルンだ。


今回は、シドニーとメルボルンを旅し、
バイヤーとしての買付の仕事をしながら観光地を回った記録を記事にしてみた。

★今回載せている名前入りの素敵な写真は、一緒に旅したフォトグラファーの花田和奈さんが撮影しました★


海の匂いが漂う渋谷?オーストラリア最大の都市シドニー


成田から飛行機で10時間ほどかけて、シドニーに到着。

第一印象は「綺麗に観光地化された港町」。

港町と言えばサンフランシスコに近い空気感だが、
シドニーは古く懐かしいという印象ではない。

未来的で凝ったデザインの建物が多く、お洒落な高級店が並ぶ、
きらきらした観光地だ。

画像15


ハーバーブリッジ。

どのアングルから見ても絵になる、骨太で重厚な橋だ。

カメラを持ってきてて良かった。

画像2


橋は歩いて渡ることができる。

ランニングやサイクリングを楽しんでいる人も多い。

現地の人にとっても、足を延ばしたくなる癒しスポットなのだろう。

画像15


シドニーは夜はあちこちでお祭りしているかのように賑やかだ。

オペラハウスは綺麗にライトアップされ、レストランでは大勢の人が楽しそうにお酒を飲んでいる。

画像3


夜景を楽しみつつ飲み食いするなら、ハーバーサイドもおすすめだ。

画像19

画像4

せっかくなので、夜の撮影の練習をしてみた。

f値・・・
シャッタースピード?

これまでオートフォーカスで撮ってたけど、
マニュアルも触ってみると楽しい。

カメラ道は奥が深い。

画像25

シドニーの街を楽しんだので、郊外の名スポット「ブルーマウンテン」に向かう。

シドニーから電車で1時間ほど。

画像17


広大な渓谷が見えてきた!

オーストラリアの魅力は、何といってもスケールの大きい自然だ。

画像5

画像16


3日ほどシドニーを楽しんで、次はメルボルンに向かう。


町全体にハッピーな空気が漂う、陽気な街メルボルン

寝台列車に乗って、シドニー→メルボルンへ。

画像7


到着!

背の高いビルが多く、東京並みに都会な印象。

画像8


町全体に港町特有の海の空気が漂っているところ。

以前に住んでいた湘南と空気が似ている。
湘南が東京並みに都会になったような街だ。

画像18

画像20

南メルボルン市場はいろんなオーストラリア雑貨、レストランが並んでいる。

週末になると、昼間からお酒を飲んでいる人たちがあふれかえっている。

画像21

ストリートパフォーマンスをあちこちで見かける。

土日になると町全体が祭りのような、陽気な雰囲気だ。

おばあさんが路上でピアノを弾いていて、大勢の観客が見ている光景もあった。

昼間からお酒を飲むのもそうだが、余暇を思いっきり楽しむという気持ちが強いのかもしれない。

画像22


メルボルンと言えば、カフェ文化の聖地でもある。

広くてきれいなカフェがたくさんあるので、
カフェを仕事場にするスタイルの自分にとってはありがたい。

カフェでパソコンを開いて仕事をしている人もよく見かけた。

メルボルンはノマド的な働き方をする人たちにとっては理想的な環境だと思う。

画像9

画像10

画像23


もう1つの魅力は、食の種類が豊富であること。

日本は世界的にみても食が豊富な国だと思うのだが、多文化都市のメルボルンも多種多様な食が楽しめる。

イタリアやフランス料理、アメリカ料理、和食、エスニックや中華料理がぎゅっと集まっている。

日本以外でここまで各国の料理が集まっているのは珍しい。


画像29

画像30


メルボルンで買付!オパールの粗悪品と、思わぬ掘り出し物

メルボルンでは2つの商品を買付した。

1つはオパールのネックレスだ。
オーストラリアはオパールの世界一の名産地。

その土地の名産は、狙い目な商品であることが多いのだ。

画像26

このようなネックレスを買付。値段は3000円ほど。

オパールでこの値段なら断然安い!と踏んだのだが、
売った結果はトントンになってしまった。

というのも、買った後で気づいたのだがこの商品は「トリプレットオパール」という、
ガラスで嵩増しされた品だった。

画像28

横から見れば膨らんでいる部分は透明なガラス質と分かるので、一目瞭然である。
オパールは薄い箔としてしか使用されていないので、宝石としての価値は低い。

粗悪な品を掴まされてしまった…
予備知識を入れないまま購入してしまった自分の過ちである。


お次は、「Kikki.K」というメーカーのスケジュール帳。

スケジュール帳は普段使わないのであまり知識がないのだが、
その場で調べたところ日本でもかなり人気らしい。

通常は6000円なのだが、なんと半額となっていた!
というのも、時期は3月だったのだが、スケジュール帳を新調する1月を過ぎたためセールをしていたらしい。

帰国して売ったところ、8000円ですぐに売れた。

「スケジュール帳はちょっと時期を過ぎると安くなりやすい」というのは勉強になった。

画像27


世界一楽しいドライブルート!グレートオーシャンロード

メルボルンに滞在するならぜひ行って欲しいのは、『グレートオーシャンロード』だ。

世界一美しい道と言われていて、海沿いの道がずっと続いている。

途中にビルほどもある巨大な奇岩や、コアラなどの野生動物を見られるスポットが点在しているのだ。

車通りも多くなく、信号も無いのですいすい運転できる。

ドライブ好きなら絶対に楽しめること請け合いだ。



次々と現れる奇岩。

画像24

画像13

画像22

オーストラリアにしかいない動物も見られる。

画像23

運転していると、なんとコアラが道路に飛び出してきた!

これは思わぬ体験。

画像24

帰りは、路傍に車を停めて、夜空を見上げてみよう。

街頭もなく真っ暗なので、天の川がはっきりと見える。

夜空の星


グレートオーシャンロードの長さは243km。
行って帰るのであれば、朝早く出たとしても帰れるのは夜だ。

今回は昼の出発だったので、端まで行くことはできなかった。

またメルボルンに行ったらリベンジしよう。


なぜ、住むならメルボルンなのか?

シドニーも楽しい街だったが、住むなら断然メルボルンだと感じた。

理由は3つ。

・余暇を思いっきり楽しむハッピーな空気感が町中に漂っている
・都会だが、シドニーほど観光地化されてはいない
・食の種類が豊富

海好きな自分は、日本だと湘南が一番住みやすいと感じたのだが、
東京とのアクセスがややネックに感じた。

メルボルンは、湘南と渋谷を組み合わせたような都市なのだ。

ハワイのワイキキにも似ているが、ワイキキほど観光地すぎないこともポイントが高い。

海外移住に憧れる人にとっては、ビビっとくる都市だと思うので、
ぜひ訪れてみて欲しい。


とは言え、理想の住処探しの旅はまだ途中。

魅力的な街に出会ったら、また記事にしてみようと思う。















この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?