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#88 【人間関係】 「ありがとう」 感謝の言葉。初めての言葉。

ニコラスです。厨二病時代は、エヴァンゲリヲンのカヲル君に憧れて月を見上げておりました。(大分痛いヤツ)

今日は、私の入社当初の話をしつつ「ありがとうって大事だよ」という小学生の授業のような話をします。


私、今からは想像出来ないほど”常識人間”でした。人に怒られないようにする。先輩や上司にはヘコヘコする。そのくせ、裏では文句を言ってみたりする。日本人の”常識”に囚われた、ただの性格悪い卑屈人間でした。

特に、「理由も無く謝る」これは良くなかったですね。変に人との距離感を生んでしまいます。「とりあえず謝れば良いんでしょ」という温度感が、周りに伝わっていました。

こんなコミュニケーションを取っていると、当然の事ながら人との間に軋轢を生みます。「なんか絡みづらい」「何考えているか分からない」「距離を置こう」当時の諸先輩方は、大分気を遣って頂いていたと思います。ここだけの話、入社前とのギャップが大きすぎて、仕事に身が入っていませんでした。そんな自分を正当化するために、このような態度をとっていたんだと思います。

しかし、馬鹿な私も途中で気づきました。「このままでは、中途半端な人間になってしまう」自分の奥に潜んでいるプライドが原動力となりました。とはいえ、急に自分の性格や態度を変えるのも難しいものです。そこで、まずは発言から変えようと思い立ちました。

■「すみません」では無く、「ありがとう」で終わらせる。

何かミスをした時、非があればまずは謝ります。しかし、そこで終わらないように気をつけました。謝った後に、具体的なポイントを指摘しつつ、「ありがとう」を添えました。

例えば、商談の準備でミスをした場合「〇〇の件、申し訳ございません。しかし、先輩に指摘いただけた事で、〇〇な気づきと学びを得る事が出来ました。ありがとうございます!」ポイントとしては、具体的な改善点の訴求と、元気の良い感謝の言葉です。

とりあえず感謝しているな感は、伝わってしまいます。そのため、具体的なポイントに訴求します。また、元気よくいう事で、相手もそこから追加で怒りにくくなります(笑)自分自身もポジティブに反省できますし、相手も指摘してよかったなと思ってもらえますし、一石二鳥ですね。

これを実践していく中で、自然と仕事にポジティブに向き合う事が出来、社内での評価も上昇しました。何気ないコミュニケーションの一つ一つが、社内での居心地と成果に結びつきます。少しだけ、相手を思いやった「ありがとう」を言えるようにしましょう。



今日も誰かの気づきとなりますように。

ニコラス

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