見出し画像

筋トレを10年以上続けてわかったこと♯1(効果、メリット)

定期的なジム通いをはじめて約12年が経ちました。特にボディビルダーやパワーリフターといった競技者ではないのですが、趣味として続けてきました。ドラゴンボールの孫悟空の肉体に憧れていた幼少期、そしてこの夢を叶えるために大学入学後、ジムに通い始めて10年以上が経ちました。いまとなっては完全に生活の一部となり、切り離せない存在になった筋トレについて、何回かに分けて書いてみたいと思います。

1.見た目が変わる

筋トレによる最大の効果、メリットの一つです。筋トレにより筋肉量を増やすことで、たくましい身体をつくることができます。また、プロポーションの良い引き締まった身体をつくることもできます。胸板が厚くなってくると自身が溢れているように見えますし、人に与える印象が変わってきます。

また、身体的なコンプレックスの解消にも繋がります。身体的なプロポーションは、身長をはじめ、骨格が最も大きな要素を占めます。筋トレで骨格自体を変えることはできませんが、多少補うことはできます。私自身、肩幅がせまいことが小さなコンプレックスでしたが、胸板の厚み、肩の筋肉(三角筋)のボリュームアップにより、気にならなくなりました。

ただし異性からモテるかどうかはよくわかりません。そもそも筋肉が苦手な人も多いですし、筋肉フェチという女性は確かにいますが、私は、残念ながら筋肉がついたからモテるようになったという実感がありません笑。

2.美容効果、健康

これは筋トレの良い副作用です。まず筋トレという運動による「血行促進」の効果があります。血液の流れが良くなれば、栄養素が運ばれ、老廃物が流し出されます。

そして「たんぱく質による美容効果」です。筋トレをするようになると、これまで以上に、食生活、特にたんぱく質を気にするようになります。たんぱく質は、筋肉の材料となるだけでなく、肌、髪、爪等の材料にもなります。筋トレしている人は肌がきれいな人が多いと思いますし、私が女性に筋トレ、食生活についてアドバイスしていると、筋肉がついたという話より、「肌の調子が良くなった」という話をよく聞きます。

また筋トレにより「ホルモンの分泌」です。ホルモンには、複数の種類がありますが、筋トレによりテストステロン、ドーパミンなどのホルモンが分泌されます。その結果、脂肪の代謝、タンパク質の合成が行われます。内臓器系の調子を整えつつ、メンタル面にもプラスの効果が生じます。

3.メンタル強化①:テストステロン

上に書いたように、筋トレによる成長ホルモンが分泌されます。複数ある成長ホルモンのなかでも、男性ホルモンと呼ばれるテストステロンには、所謂「男らしい」、積極的、アクティブ、攻撃的な心理状態を作り易くするとされます。加齢とともに分泌量が減ることもわかっており、筋トレしている人が若々しいとされるのもこのホルモンによるためといわれています。

なお、テストホルモンの分泌量を増やして、顔つき、表情が変わり、モテるようになるとか、モテるにおいが発生られるようになる等といった売り文句でサプリも販売されていますが、個人的にはあまり理解できません(「モテ」というあやふやなものを売りにしている時点でもう…)

4.メンタル強化②:自尊心の強化

テストステロンとも関係があるかもしれませんが、個人的に大きな恩恵を得られたのはこちらです。ご存じの通り、人間は成功体験が続けば前向きになり、新たな挑戦へのエネルギーが湧いてきますし、失敗体験が続けば後ろ向きな思考になり、チャレンジ思考も萎みがちです。この点、筋トレは見た目の変化、扱う重量の向上など、筋トレを通じて、目に見える成功体験をたくさん積むことができます。また、筋トレは決して高度なテクニックがなくても、継続することで成果を得やすいのです。例えば語学力も勉強量に応じて成長していきますが、中々目に見える形では表れないですし、目に見える形である各種資格を取るのも容易ではありません。その点筋トレは、成果物は小さいかも知れませんが、日々目に見える形で無数の成功体験を積むことができるのです。

私自身、仕事でもがいている時期に筋トレに救われた経験があります。当時提出した企画書がことごとく赤ペンで跡形もなく添削され、また、営業をかけたお客さんにも中々認めてもらえない日々が続き、またプライベートも旨くいっていなかったことから「誰にも認めらない」と自信を失いかけていた時期がありました。

そんな中、筋トレが心の支えになっていました。筋トレはあくまで自分との闘いです。自分のことを自分で評価できる世界なのです。筋トレだけは自分の世界で、また小さいながらも日々目に見える成果を出してくれました。筋トレがなかったら間違いなくつぶれていたでしょう。筋トレに限らず、自分の評価軸でいられる居場所、時間を持っているというのは大事なことかな、と感じています。

5.太りにくい身体になる

よく知られていることですが、筋肉量が増えることにより基礎代謝が増えます。少なくとも筋肉1キログラムあたり、一日50㎉消費量が増えるとされています。一日あたりに直すと少ないですが年間で18,000㎉は、脂肪2.5㎏分のカロリー消費になります。長いスパンで考えるとバカになりません。

6.肩こりの軽減、姿勢の改善

人によって異なりますが、一般的に、肩甲骨まわり、首の付け根付近に痛み、コリが出る人が多いと思います。コリとは基本的に、首から肩甲骨回りにある僧帽筋という筋肉が固まり、血行が悪くなることによって生じるもので動かすことで改善されます。ストレッチも効果的ですが、筋トレで、負荷をかけて筋肉の伸展、収縮を繰り返すことでさらに大きな効果を得ることができます。

筋トレ愛好家には肩こり知らずの人が多いのもそのためです。また、筋肉にしっかり力をいれ、刺激するために、それぞれのトレーニングメニューには正しいフォームがあります。その過程で、しっかり力が入る姿勢※や体の使い方を身に着けることができます。

私個人の意見ですが、「美しい姿勢」はあるものの「絶対的に正しい姿勢」は存在しないと考えています。もちろん、スポーツ、モデル、茶道など「型」が求められる世界では、その世界で求められる「型」を追求しなくてはなりません。しかし骨格が異なれば、最適な姿勢も自ずから異なるはずです。身体への負担が少ない姿勢は意識すべきですが、悩み過ぎる必要はありません。

とりあえず6つあげてみました。自宅でのトレーニングもジムでのトレーニングに負けないくらい効果がありますよ!一緒に筋トレライフを楽しんでいきましょう。

***************

ダイエット全般についてまとめた記事はこちら。筋トレを組み合わせれば更に効果は抜群です。

食べるべきもの、食事上の注意点については以下にまとめています。


ではでは。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?