学校の先生が専門性を身に付けるための時間を確保するには？【３分で読めます】

私は以前，こんなブラックな投稿をしました。

学校の先生が，何かのスペシャリストになるためには，
それにかける時間がなかなかとれない現実があります。

結論から言うと，スペシャリストになるには２つの道が考えられます。

１．効率的に抱えている仕事を早く片付け，専門性を高める時間を作る。
２．専門性に関わる仕事だけをやって，他のことはやらない人になる。

子ども達に毎日授業をしていれば，
教え方のスペシャリストになれるのでは？

と，思われる方もいらっしゃるでしょうが，
そんなことはありません。

何か一つのことを極めるためには，
守・破・離
PDCA
一万時間の法則
など，それなりの道筋で時間をかける必要があります。

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私が特別支援教育の世界に飛び込んだのは，
教員１０年目のときでした。

同じ教育といっても，まったく違う世界に来てしまったと，
当時の私は感じました。

だから，一から勉強していこうと決めて，
本を読み，研修会に出て，ボランティア活動もしました。

そのための時間を生み出すために，
仕事術の本を読んで，いかに早く仕事をするかも学びました。
いわゆるビジネス書というものですが，
これはこれで，教育にも役立つ知見が書いてある本もあり，
今でも書店に行けばビジネス書コーナーに立ち寄ります。

そうやって，やるべき仕事・やりたくない仕事をさっさと終わらせ，
自分のやりたい仕事，勉強に時間を費やすことで，
コツコツと特別支援教育の専門性を高めていくことができたと思います。

ぜんぜんまだまだですけど・・・・。

それが，
１．効率的に抱えている仕事を早く片付け，専門性を高める時間を作る。
にあたります。

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そこで高めた専門性や，学んでいる道の中で出会った人の縁によって，
公立学校の教員を辞め，今の働き方をしています。
ちなみに，現在の１週間はこんなスケジュールで動いています。

つまり，現在の私は，
２．専門性に関わる仕事だけをやって，他のことはやらない人になる。
という働き方をしていることになります。

もちろん，やりたくないけどやるべき仕事もあります。
でも，公立学校の教員時代に比べれば，
専門性を生かすこと・高めることが
私の時間のほとんどを締めていると言えます。

１．効率的に抱えている仕事を早く片付け，専門性を高める時間を作る。
というステップを経て，
２．専門性に関わる仕事だけをやって，他のことはやらない人になる。
というステージに移ることができると私は考えています。

最近のビジネス書には，
好きなことだけやればいい。
好きなことで食べていく。
あなたの強みで勝負しろ。
といったメッセージが目立ちますが，

それには，まず，働きながらも時間を作り，
自分の武器を手に入れる必要があります。

「食える専門性」は，簡単には手に入りません。

現に，私自身も飢えていないだけで，
稼げるほどの専門性も知名度もまだまだです。

AIが台頭する時代に，人間としての専門性は欠かせません。
「AI先生」に取って代わられないための準備をしていこうと私は思います。

以上，偉そうなことを書いてしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。