見出し画像

5年後の自分のために

昨年の11月に1年4か月の産休・育休から復職した。
今の会社には勤め始めて9年目になる。途中で会社が合併しているので、一度転職したような気持ちもあるが、今までで一番長く勤めている会社だ。

その間2度の産休・育休を取得し、復職する度に休み前とは異なる部署で全く畑違いの業務に就いている。
今回復職した際に就いた業務は、BIツールとして広く使われているtableauの運用管理と開発。2年前に入社して、「ハウルの動く城」状態だった社内のデータをtableau上にまとめ上げ、社内MVPとして表彰された方のサポートをすることになった。

復職前にはまだtableauが導入されて間もなかったのでほとんど使用しておらず、0からのスタート。でも産休前の部署でAccessやSQLを使用してデータ基盤を整える仕事をしていて、好きな分野だったのでやりがいを持って臨んだ。
またサポートする方の知見が豊富だったので、たくさん吸収させてもらおうと思っていた。

しかし、復職して1週間後、上司に言われた。
「○○さん(一緒に業務をする方)が12月で退職します」と。

???
どういうこと???

復職面談で「○○さんと一緒にtableau周りの業務をお願いします」と言いましたよね?
一緒じゃなくて引継ぎだったんですか??

聞き間違いだったのかと思って確認したら、そうではなかった。
少し前に確定したばかりで、伝えるのがこのタイミングになってしまったとのことだった。

それから彼女の退職日まで実働は2週間もなく、久しぶりに使い始めた仕事脳をフル回転させて引継ぎを受けた。毎日クタクタのヘロヘロ。
新しいことを学ぶ楽しさもあったが、それよりも退職日が来る前に一つでも多くのことを理解しておかねばというプレッシャーが重たかった。
その間、私は足の感染症で入院することになり、彼女の送別会は病院のベッドの上でオンライン参加となった。

そんなわけで、一人tableau担当となった私は業務委託の方と上司のサポートを受けつつ、170人いるユーザーの問い合わせからデータ更新の障害対応、レポートの修正依頼に新規開発と全てを担うことになってしまった。

ちなみに、フレックス6時間30分の時短勤務である。

こうなったからには本腰を入れてtableauとBIツール開発、データ基盤などを学んで、退職後に週3日稼働で数十万稼ぐフリーランスエンジニアなった前任者の背中を追いかけてみようと思う。
数年後、子どもが小学生になった頃、新しい働き方をしている自分を心に描いて。

#今こそ学びたいこと

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?