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言葉よりも大切なもの ここにはあるから / 『FREESTYLE 2020 大野智 作品展』

2020/9/15 祝・結成21周年!

夏の展覧会が最後のご褒美だと思っていたのに。

大野智の個展。2008年の初開催時は高校生、行くことは叶わず手元の作品集を何度も見つめていた。2015年、二度目の開催の報にはただただ凄いなと感嘆したが、足を運ぼうとは到底思えないほど嵐は遠い存在になっていた。今回、この状況で東京ではない住所の入力時点で諦めていたので、当選メールには目を疑った。嵐ではなく、10年使っているチケットぴあからのプレゼントなのだろうか…いずれにしろ万全な対策を講じて&気合を入れて(病は気から、をわりと信じている)馳せ参じた次第。


大きい荷物、特に傘は持って行かない方が良いです。美術館では作品保護の観点から、預ける様に言われます。実際に前を歩く人たちが傘を預ける様に言われていて、その人たちを抜かして入場しました。エレベーターの床には足形シートが貼られていて、8人ずつで案内。


以下、観る予定のある方はネタバレ注意。と言っても、ぴあとか結構詳細書かれてしまっていますが…。


構成について
▶︎写真と看板
▶︎ゴミ捨て場のお宝
▶︎撮影可能な巨大グリーンヘッド&「カイト」フラッグ
▶︎伝説のグリーンヘッドたち
▶︎3つの時代の大野智(写真)飛んでるもの
▶︎大野智モチーフの立体アート
▶︎立体物を自由に見てね〜テストも賞状も見せちゃうぞ〜作業場も再現しちゃったぜ
▶︎過去作ばばん!亀梨くん!ジャニーさん!メンバーの味のある絵!
▶︎大野庵なる和室に収まる細密画やら台湾の記録やら
▶︎3つの時代の大野智(写真)アップ!
▶︎最後の衝撃コンテンツ
▶︎こちらが「ありがとう」だよ!


メインの写真に写ってる作品2点のみ撮影可能でした。回転する巨大ヘッドフィギュアを様々な角度から写真に収める…。

画像1

画像2

この見上げてる感はまるで私。

新作だけでなく、かつてのFREESTYLE/FREESTYLEⅡで展示された作品も大集合。食い入る様に見つめた本の中の作品が目の前にあって、またしても人生を回収されてしまったことにただ感動しながら「ああ、この作品は見たな、これが本物か」と思い出せる自分がいじらしく。笑

粘土から油絵まで、抽象画から細密画まで、アウトプットのされ方が幅広く改めて舌を巻く。と同時に、例えば黒人男性のフィギュアだらけでも、絵の中に沢山漢字が紛れ込んでいても、良い意味でそこに政治思想とかは無く「おもしろいから創ったんだよ!」と彼が屈託なく笑う姿が想像できた。

小学校時代の賞状や写真、落書きにテスト、彼の半生まで振り返ってしまう様な展覧会の構成があまりに愛おしかった。ケースに入れずそのまま飾られた作品もあり、間近で彼の集中力に鳥肌を立てながら観賞できた。

映像作品があるかどうかは、Q&Aにある通り"お楽しみ"。

最後、カレーパンを引き換えて帰りました。

観る前に「カレーパンが辛くて泣いたんじゃない」ってタイトルにしようかと思ってたんだけど、全然辛くなかった…スパイシーチキンカレー!レシピ付き!インスタでカレーばっか作って匂わせしてた大野くん、愛しさしかない。笑


個展とソロライブを両方開催したのは5人の中で大野智ただ一人だけ。アイドルになってくれて本当に本当に有難うね。

"疑うことなく旅する雲が素晴らしい今日も
 あなたよりも大きな愛はどこにもないんだよ"
(言葉より大切なもの - 嵐)



💐これが最後と綴った言葉、いつか何処かで伝えたかった

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