![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142535438/rectangle_large_type_2_54bb40c2bb6099432eef7c7f2c033643.png?width=800)
十数年前、心が辛かった自分へ。
実は、中学の時に私は『いじめ』に遭ってた。
放課後の部活の時、友人に話しかけたら無視された。
たったそれだけがきっかけだった。
クラスの皆から私の存在を無視して、いじめグループから酷いことをたくさんされた。
でもね、私はそのことを両親に話す勇気は無かった。
きっと高校生になれば、何かが変わると思ったから。
でもね、それを毎日毎日、耐えるのはキツかった。
もし学校に行かなければ。
なんて考えたりもしたけど、我慢した。
我慢、我慢、我慢、来る日も来る日も耐えて耐えた。
でもね、とある冬に、その糸が切れて、
母の前で泣き崩れた。
『助けて、助けてよぉ』
母は、私の頭を撫でてくれた。
次の日ね、私は、初めて学校を休んだ。
登校時間が過ぎるのを、ただ待ってた。
何にもせずにずっと待ってた。
辛かった。
朝ごはんは、母が心配して作ってきたてくれた。
美味しかった。
その日は、とにかく辛かった。
でもね、その次の日、私は勇気を出して、自転車に乗った。
学校へ着くと、いじめグループは大人しくなってた。
周りも気を使ってくれいるのも分かった。
私は気づいた。
きっと母が学校に手を回してくれたのだと。
中三になると、友人が私に話しかけてくれた。
『遊ぼうぜ』
今は、中学時代の友人とは付き合ってないが、感謝してる。
あの時の思い出があるから、高校行って、今の自分がいる。
たまに思い出すんだ。
あの時の辛かった苦しくて思い出をね。
ありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?