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十数年前、心が辛かった自分へ。


実は、中学の時に私は『いじめ』に遭ってた。

放課後の部活の時、友人に話しかけたら無視された。
たったそれだけがきっかけだった。

クラスの皆から私の存在を無視して、いじめグループから酷いことをたくさんされた。

でもね、私はそのことを両親に話す勇気は無かった。

きっと高校生になれば、何かが変わると思ったから。

でもね、それを毎日毎日、耐えるのはキツかった。

もし学校に行かなければ。
なんて考えたりもしたけど、我慢した。

我慢、我慢、我慢、来る日も来る日も耐えて耐えた。

でもね、とある冬に、その糸が切れて、

母の前で泣き崩れた。

『助けて、助けてよぉ』

母は、私の頭を撫でてくれた。

次の日ね、私は、初めて学校を休んだ。

登校時間が過ぎるのを、ただ待ってた。
何にもせずにずっと待ってた。

辛かった。

朝ごはんは、母が心配して作ってきたてくれた。

美味しかった。

その日は、とにかく辛かった。

でもね、その次の日、私は勇気を出して、自転車に乗った。

学校へ着くと、いじめグループは大人しくなってた。

周りも気を使ってくれいるのも分かった。

私は気づいた。
きっと母が学校に手を回してくれたのだと。

中三になると、友人が私に話しかけてくれた。

『遊ぼうぜ』

今は、中学時代の友人とは付き合ってないが、感謝してる。

あの時の思い出があるから、高校行って、今の自分がいる。

たまに思い出すんだ。

あの時の辛かった苦しくて思い出をね。

ありがとう。


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