【エンジニア】副業で開発をやってみた感想
はじめに
エンジニアとして働いていて、副業をやってみたい方は多いのではないでしょうか。
僕は半年ほど副業で開発業務を経験しました。
条件は40~60時間/月で時給制の業務委託で、内容は別の言語からJavaへのリファクタリングです。
開発チームの一員として、ゴリゴリ実装していく担当でした。
この経験から副業してみた感想をお話しいたします🖌️
副業してみた感想
実装スキルアップ
僕は本業であまり実装を担当しない時期に副業していました。
本業では『他部署とやり取り、テスト、リリースプランを作成』などSE的な働き方でした。
「実装のスキルが上がらない」とモヤモヤしていたので、副業でがっつり実装できて、満足でした。リプレイス案件だったので、設計もほとんどなく、数千行のコードを書けました。
しかも、テックリードの技術力がかなり高かったです。
本業ではコードレビューに対して、技術的な指摘が来ることがほぼ無かったです。
なので、テックリードからの指摘事項は全て吸収するつもりで、毎回調べて自分なりにNotionに整理してました。
共通機能に手を入れたり、デザインパターンを使用したり、本当にいい勉強になりました。
時間に追われる
実装は楽しいとは言え、『仕事』です。
毎日、進捗会議があったので、何かしら成果を出し続ける必要があります。
月40~60時間とは、平日1.5時間、土日2時間を副業に費やすイメージです。
①成果を出すのが難しい
1日1.5時間で、目に見える進捗を出すって中々に大変です。
本業であれば、1日8時間で、集中してない時間も当然あります。
最初の30分は昨日やったことを思い出したり、TODOを書いたり。
午後はコーヒーを飲んで、ボーっとする時間があったり☕️
8時間あれば、どこかのタイミングで集中して、成果を出せます。
ところが、副業は1.5時間なので、ごまかしが効かないというか、休憩せずに、フルに使う必要があります。
時間の密度は本業よりも濃いです。
特に案件に入ったばかりは、業務知識のキャッチアップにそれなりの時間がかかります。
その期間は目に見える進捗がほぼないので、早く脱する必要があるのですが、これも1日1.5時間では厳しいです。
資料を漁ったり、質問事項をまとめたり、積極的にキャッチアップしないといつまで経っても成果が出せない期間を抜け出せません。
あまりに期間が長いと、もちろん切られる可能性もあります。
②本業が出社だとしんどい
副業期間に本業の現場が変わり、フルリモートから週3出社になりました。
会社から帰ってきて19時30分、ご飯を食べ終えて21時です。
残業する日は、もう少し遅くなります。
そこから、1.5時間も仕事スイッチを入れて開発するのは体力的にしんどかったです。
副業を出勤前に持ってきたり、土日の稼働時間を増やしてみたり、工夫してみましたが、しんどさはそこまで変わらず。
本業が『定時で終わり、かつリモート中心』でないと厳しいと感じました。
副業をおすすめしたい方
では、開発の副業はどういう方におすすめできるか、お話しします。
①独立の一歩目
まず、『現在正社員で勤めていて、独立してみたい方』です。
自分の時間に価格をつけて、お金をいただく経験が手軽にできます。
独立後も業務委託で働くのであれば、仕事の流れは全く一緒なので、不安な方は副業から初めてみるのがおすすめです。
このタイミングでスキルシートの棚卸しもやってしまいましょう。
スムーズに独立へと繋げることができます。
②一時的なキャッシュ目的
次は、『正社員、フリーランス問わず、手っ取り早くお金が欲しい方』です。
今の時代副業はいくつもありますが、40~60時間で確実に10万以上が毎月入ってくるのは、珍しいと思います。
例えば、ブログや個人開発、Youtubeなどであれば、期間が長い上に、収益が出るか分からないです。
やりたい事が見つからずに、時間を持て余しているのであれば、ぜひおすすめです。
さいごに
いかがだったでしょうか。
報告頻度などは現場によりけりなので、もっとゆるいところもあります。
ですが、単純に労働時間が増えることに変わりないでしょう。
おすすめしたい方に該当するエンジニアは、ぜひ副業を検討してみてください。開発の副業案件は探せば、いくらでも見つかります。
気になった案件があれば、とりあえず始めてみて、自分に合う・合わないを探っていくのが良いと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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