自閉症スペクトラムと知的障害 ~診断を受けるまで~

我が家の娘は小学2年生の途中から支援学級に変わった。
保育園卒業までは「変わった子だな」とか
「ひらがな興味でないな」と思うことはあっても年子ののお兄ちゃんの時に比べたら正直チョロチョロもしないし育てやすく
「こんなもんだろ」思っていた。

- 娘、小学校入学 -
★思っていたよりも曇った顔つき。
★マンモス校の為強い人見知り。
★クラスメートや先生とのペースが合わせることができない。
★「みんなと同じことができない」と担任から毎日入電
★「何を言ってるのか伝わらないですよ?」と担任よりフィールドバックパック
★入った学童で「トロイ‼️」と言われ「お子さんおかしいんじゃないですか?」と週に数回入電。
★学童で自分の誕生日、人の誕生日に興味が無いのは異常だとフィードバック
★学童でグラグラした歯を抜かれ泣いて帰ってきたので先生に話したら「歯を抜かれたくらいでガタガタ言うだなんてやっぱり異常だ」と異常を念押し
★学童補助に入った保護者より「娘さん強ばって部屋のすみにずっといたよ」「先生に怒鳴られていた」と心配の声を聞く

お母さん…生きる意味ってなに?


急にそんな事を言い出した…
学校行っても帰っても笑わない。
小学1年生には過酷すぎた…

宿題したくても早いペースにはついていけず…
毎日19時頃に仕事から帰るとご飯を早々に食べさせ宿題に向かう日々。
シングルマザーには過酷だった。
生きる意味?そんな事答えてあげる余裕もなければ私自身がボロボロで「こっちこそ聞きたいわ」と思うこともあった。

もぅ限界だ...

子供達を育てるには働かなければならない。
家に帰ると玄関では小学2年生のお兄ちゃんが
ポロポロ涙を流し泣いている。
部屋に入ると物がそこらじゅうに散乱し
パニックを起こした娘が暴れたのが分かる。
そして。
暗い部屋の角で三角座りしてうつむく娘。

明かりをつけ「どしたん?」と聞く。
.....。
ふと目線を上げレースのカーテンに汚れを見つける。

はやくかえってきてください。

えっ?小学2年生のお兄ちゃんからの
悲痛のメッセージ...

ごめん。。。
しんどいのは私だけではない。
娘だけでもない。
一番平気な顔をして話しかけ
一番目を向けてもらえてないのに
誰よりも優しくいつも支えてくれてくれる
仏のような息子が一番辛かったはずだ。

ごめん。私何とかするから…

学校と心療内科に連絡と相談

翌日、担任の先生に娘の発達について相談した。
先生からは…
「こちらから申し上げにくいのでお母さんから言ってきて頂けて良かったです。是非検査を受けるべきです。」と…

心療内科は2年生の5月しか予約が取れない。

担任の先生からは
「検査を受けるまでできる限りの配慮はします。」と言われ2年生の5月の検査を待つことにした。




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