ウッディーウッドペッカー版「コトリバコ」

ヒーヒーヒー！森の奥深くでね、ウッディーがなんだか変わった箱を見つけたんだ。それには「コトリバコ」と書かれていて、中からはね、「ウッディー、ウッディー」という声が聞こえてきたんだよ。でもね、開けてみると中には何もいないんだ。ぞくぞくするだろう？

ウッディーは最初は「ヒーヒーヒー、面白いじゃないか！」と思ってその箱を持ち帰ったんだけど、夜が来ると事情が変わってきたんだ。家の中でその声が響き始めて、「ウッディー、ウッディー」と呼ぶんだけど、誰もいないんだよ。そしてね、その声はだんだん大きくなってきて...

夜中になると、「ウッディー、ウッディー」という声がもう耳をつんざくんだ。ウッディーはびっくりして「これは何かの悪戯かな？」と思ったけど、何かがおかしいって気づいたんだ。彼はその箱を森に戻しに行くんだけど、その途中でね、ドン...ドン...と後ろから聞こえてくる重い足音。

振り返ると、何もいない。でも、その音はウッディーを追いかけてくるんだ。彼は急いで箱を元の場所に置いて、一目散に逃げ出したんだよ。ヒーヒーヒー！

それ以来、ウッディーは、森で不思議な箱を見つけても、絶対に開けないことにしているんだ。だって、その箱からは自分の名前を呼ぶ声が聞こえるかもしれないからね。だからね、もし君が森で箱を見つけたら、中から自分の名前が聞こえても、決して近づかないでくれよ。ヒーヒーヒー！それがコトリバコっていう怖～い話さ。