子どもたちの生きる環境

東京藝大DOOR2021|ケア実践場面分析演習ー現場を”伝える”をつくる

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子どもたちの生きる環境|ケア実践場面分析演習の実践から

2021年の実習先で各チームが感じた事、伝えたい事をまとめていますーム 児童相談所チーム◎児童相談所の職員へのサポートが、子どもへの手厚いサポートに繋がるのではないか  守られるべき子どもたちや、ケアすべき保護者の方にはもちろん目を向け続けなくてはいけないのですが、そこを支える職員の方は誰がサポートするのだろう。誰に支えられていくのだろう。ということは、やはりこれから福祉について考え学んでいくうえで、きちんと状況を知り伝えていかなくてはいけないことなのではないかと思いました

    • 今後の活動について|みねやま福祉会

      岩谷さんの今後の活動家業でもある社会福祉法人五彩会の発展。これをテーマに今後、独自の事業展開のための試行錯誤を続ける。特別養護老人ホーム、保育園が現在の事業ではあるが、その次の事業として、地域の役に立ち、時代に求められる事業とは何なのか?その試行錯誤の歩みを止めないでいきたい。 そのための初動として来年度は、もっと地域連携を意識していく。多種多様な社会課題がある中で、介護保険上のサービスにとどまらない活動も視野に入れ、地域の人々との交流を通して五彩会としてアプローチできるテー

      • 今後の活動について|川瀬信一さんチーム

        会期や場所は未定ですが、展示会の開催を鋭意検討中です!

        • ケロくん紹介|ひまわり会(オンライン)

          チームのミーティングの中で、自然発生的に生まれたケロくん。 その誕生過程を、証言形式でご紹介します。 証言1:青木さん ケロくんは、マスコットを考えるにあたって、相撲と同じく身近な動物がいいね〜というお話だったかと思います! 「無事カエル」や「福カエル」などの縁起物だったり、今調べたのですが、カエルは卵をたくさん産むことから子孫繁栄の象徴でもあるそうなので、子どものテーマにもあっているのかな〜なんて。後付けですが! 証言2:日向さん ケロくん登場の経緯は(ぼんやりですが)

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        • ひまわり会(オンライン)
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        • ひまわり会(訪問)
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        • 千葉市児童相談所
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          イラストのご紹介

          制作:山部千明 コンセプト色彩学から取り出したケア実の光の三原色をイメージしています。 優しく穏やかな青 健やかで、繊細な緑 心を育み、温かく包み込む赤 みんながみている色たちは、重なり合い、溶け込みながら、いつもみんなの心に寄り添って見守っています。 各チームのイラストについて2022年1月23日の報告会終了後に、DOORルームにいらした受講生の方々に、山部さんのイラストの上にコメントを書いて頂きました。時間と労力を注ぎ込んだ課題の発表も終わり、充実感に溢れた皆さ

          メンバー紹介|編集・アーカイブ

          山部千明(川瀬信一さんチーム担当) ファッションデザイナー・イラストレーター 絵を描いたり、お人形遊びが大好きな子供でした。私が描いた服の絵を見て、リカちゃんとお揃いのサンドレスを母が作ってくれました。その時の嬉しさと幸せな気持ちから、私の夢はファッションデザイナーとなりました。 アートと福祉の相関性を学んだことで、母が与えてくれた感性こそが、私にとっての最初のアートだったのだと気付きます。様々な想いを重ね合い、心を豊かにするアートの力で多様な環境と世界観を明るく広げてゆ

          メンバー紹介|編集・アーカイブ

          今後の活動について|ひまわり会(訪問)

          HOME TREEに遊びにきてくれる、動物たちや人びとを増やしていきます! 今後もHOME TREEのWEBサイト運営を継続していきます。 里親さんのインタビューに加えて、里親家庭をサポートする地域の方々、さらに地域で子どもを育むさまざまな活動に取り組む方々に取材し、発信していきます。

          今後の活動について|ひまわり会(訪問)

          今後の活動について|千葉市児童相談所

          【渡部】 ・社会の認識と現場のギャップを埋めていく役割を少しでも担えればという思いから、児相での働きにくさについて取材し、母親向けのWEB媒体に記事を掲載していきたい。 (上司に打診しているがペンディング中・・・(-_-;)) ~渡部の妄想~ *児相が市民にとって身近に感じてほしいと考えているため、発行しているフリーペーパー「ママの大事なノート」に「児相の悩み&市民のアンサー」などのコンテンツを作りたい! *顔出しせずオンラインで本音を話す「欲しがりません、好感度」の会で 

          今後の活動について|千葉市児童相談所

          メンバー紹介|みねやま福祉会

          こちらのチームは二人なので、自己紹介と他己紹介の両方をお願いしました。お二人とも福祉施設に関わりのある方なので、紹介文にはその事も含めてお書き頂きました。 岩谷さんの自己紹介家業に戻り3年目。今感じているのは、人文科学を学ぶことの重要性です。福祉に身をおいて、対峙する課題はどれも一筋縄では行かないというか、ヘビー級だ。社会での生きづらさの課題に向き合うから、どうしたってヘビーになる。 課題に向き合う側の力が試されると痛く感じる。そこで大事なのは、人間理解の深さだろうと思

          メンバー紹介|みねやま福祉会

          実習内容紹介|みねやま福祉会

          メンバーは二人だけ、両者とも地方在住、実習先も遠方、参加はオンラインのみ、施設の子供たちには会えない・・・という物理的に制約の多い中、櫛田施設長への3回の聞き取りと1時間のオンライン見学から、各自インスパイアされた 部分を掘り下げ、独自の視点で二次元作品を作ろうということになりました。 週に一度の定例会で、それぞれの思いを共有し、制作状況を確認、互いに励まし合いながら制作をすすめてきました。

          実習内容紹介|みねやま福祉会

          実習先紹介|みねやま福祉会

          昭和25年、戦後の混乱期に戦災孤児の受け入れを始めたのが始まりで、その後地域ニーズにあわせて福祉事業を拡大、本部のある京丹後市とお隣の宮津市で、8つの高齢者施設、4つの障害者施設、8つの子供の施設の、合計20施設を運営しています。 今回私たちの実習先となったのは、8つある子供の施設のうち6つの保育園を除いた、「峰山乳児院」と「てらす峰夢(ほうむ)」という 2 つの施設になります。 峰山乳児院は、0歳から6歳まで、約20名のお子さんをユニットでケアしており、乳児は一日中スタッフ

          実習先紹介|みねやま福祉会

          成果物紹介|みねやま福祉会

          岩谷 一良 ver. ●●● 誰に向けて 世の中の社会問題を自分ごととしてなかなか捉えられない人(3年前の自分のような)。 ちなみに3年前の自分はなかなかというより、全く皆無でした。 ●●● どのような方法で ブログの noteが出発点です。そこに添付されているファイルを通して思考実験をしてもらいます。 ●●● 作品の概要 タイトル ・・・ 「現象の多面性を感じるための思考実験」 伝えたかったこと・・・ 基本誰しもが自分の人生を生きるのに精一杯で、他人の幸せを考える暇がな

          成果物紹介|みねやま福祉会

          メンバー紹介|川瀬信一さんチーム

          南田美紅 南摩周 大学院で人類学を学んでいます。また、「名前のつかない生きづらさ」をテーマに、音楽やアート、暮らしを通じた寄り合い場所づくりに取り組んでいます。 小林正彦 システムエンジニアをしています。普段、わかりやすさと効率性ばかり求められる世界で窮屈な思いをしているところに、アート・福祉を介して世界を見ることで視野が広がった気がします。この2つは特別なものではなく、誰にとっても欠かせないものだと実感しました。 田島明子 作業療法士というリハビリの仕事をしていま

          メンバー紹介|川瀬信一さんチーム

          実習内容紹介|川瀬信一さんチーム

          社会的養護が必要な子ども 今の日本には社会的養護が必要な子どもが4万5千人います。 社会的養護とは、保護者のいない子どもや、保護者に監護させることが適切ではないと判断された子どもを、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことです。 また社会的養護という枠からとりこぼされている、統計にはあがってこない困難を抱えた子ども/大人・家庭も、多くある現状があります。 私たちは川瀬さんと対話を重ねてきました。 そして個々が感じたこと・思う

          実習内容紹介|川瀬信一さんチーム

          実習先紹介|川瀬信一さんチーム

          私たちがお話をお聞きしたのは、川瀬信一さんです。 <プロフィール> 千葉市立の中学校 生実分教室教諭 一般社団法人 子どもの声からはじめよう代表理事 厚生労働省 子どもの権利擁護に関するWT構成員 川瀬さんは養育里親家庭、児童自立支援施設、児童養護施設で過ごした経験があります。 現在、「児童自立支援施設」(親と離れて暮らす子どもの中でも、生活指導を必要とする子どもの自立を支援する施設)のなかにある中学校で教員をする傍ら、経験者として「当事者体験」を様々な場所で登壇して、

          実習先紹介|川瀬信一さんチーム

          成果物紹介|川瀬信一さんチーム

          「声」の捉え方・在り方は多様である。 その為4人それぞれが「声」に関する作品を制作し、「声」を巡る体験を創りました。 全体のコンセプト紹介声をすくいあげる  〜わたし/誰かの声や思いにふれてみる〜  各作品のコンセプト紹介 1つ目「 おくにあるもの〜奥底に沈んでいる思いを発見すること〜」 <作品の展示風景> 2つ目「 見えない声をまなざす、掬いあげる」 普段は見過ごしてしまうような、声にならない気持ちを掬い上げる体験型作品です。箱の中心には声が沈んでいる内海があ

          成果物紹介|川瀬信一さんチーム