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〈チャーシュー・煮卵編〉自宅で濃厚つけ麺を作ってみた。

前回までのおさらい。

探究心という私の心に潜む魔物から、コスパの高い美味しいつけ麺を作れ!という難易度の高い注文を受けて、私は悩んでいた。
宮沢賢治もびっくり。注文の多い料理店だ。
私は考えた。オプションとなるトッピングが高コストの原因であり、それを抑える必要があるのではないか、と仮説を立てた。

しかし、トッピングを乗せることにより、見た目が良くなることは間違いない。しかも味と見た目の間には、切っても切り離せない関係があるのだ。
その理由はクロスモダリティ効果が発生するからである。
クロスモダリティ効果とは、わかりやすく例えると、通常の白ワインと、同じ白ワインに赤い着色料を混ぜたものをソムリエが比較すると、着色料の違いで味の評価が変わる、と言う現象だ。
マーケティングに活用される人間の五感の特徴である。

おい、ちょっと待てよ…もしかして、VRのゴーグル上にザギンのシースーの映像を映して食べる寿司屋を始めたら…安いネタを提供しても…
それはダメだぜ。ダメゼッタイ。

くだらないことを考えるのは辞めにしよう。
私は、真面目にトッピングを作り始めたのであった。

材料(6人前)
<チャーシュー>
A)豚肩ブロック 360g
B)水      1000mL
C)長ネギの頭    1本分
D)生姜             ピンポンボールくらい
E)濃口醤油   大さじ3
F)日本酒    大さじ3
G)みりん   大さじ1
H)砂糖    大さじ1
※食いしん坊なので写真のブロック肉は700g使っています。

<煮卵>
I)卵     3個
J)濃口醤油  小さじ1
K)チャーシューの煮汁

1)A〜Fまで圧力鍋に入れ、圧力鍋が沸騰したらそこから23分間加圧しながら加熱する。

2)その後、E〜Hを加えて再度煮詰めて煮豚が完成。煮豚は粗熱を取るために一度タッパーに移す。余った煮汁は、チャーシューの色付け、煮卵、割下に使用するため取っておく。

3)チャーシューは、フライパンに移し、煮汁を掛けながら焼色を付ける。香ばしい香りにつけ麺完成前に食べたくってきた。とりあえず一口。これはヤバすぎる。トロトロジューシー。口の中が油の宝石…はい。

激ウマホロホロチャーシューに心を奪われ、味卵作りを忘れていた私…不覚。

1)塩を入れた沸騰したお湯に、卵を入れて6分30秒茹でる(Mサイズ)

2)茹でた卵を冷水で冷やす。

3)卵の殻を向き、Kを加える。この時ジップロックやビニール袋に入れて狭い容器に入れると、少量のタレでもまとめて漬けることができるのでおすすめ。

写真は撮りわすれました、、、ゴメンなさい。

出来上がったトッピングは、時々ツマみながら、時々レモンサワーを摂取し、ヘロヘロになりながらも、着々とつけ麺作りは、進んでいくのであった。

つづく

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