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運営の心得①実施前の確認「ウチ」の研修の頼み方【12】

 研修の実施前には何を確認しておくべきか。この感覚をしっかり持っていない研修実施運営事務局は、研修当日にとんでもない修羅場に見舞われることになります。
 
 ・対受講者については
  -もちろん、受講者及びその上司に漏れなくタイムリーに連絡が行き
  届いているか
  -受講についての事前の動機づけが上司から行われているか
  -事前課題の取り組みはちゃんとされているか
 
 こういうことがされていないと、
 研修当日の朝、
  -来ていない受講者がいる
  -来ているけど、どういう研修か全然分かっていない受講者がいる
  -事前課題を全然やっていないまま受講する羽目になっている
  受講者がいる
 
 ほら、こういう状態からはじめる研修会場の風景を想像してみて
ください。ゴタゴタしてそうでしょ苦笑。こりゃ、スタートから前途
多難ですわな。

 もう一つの視点を付け加えます。
 ・対講師については
  -事前情報(打合せ時に伝えたこと)と違ったものがある場合は、
  それを知らない講師は会場でギクシャクした場面をつくり出す
  ことになります。今は、言ってはいけないことも言ってしまいます。
  だって、講師はそれが悪いとは知らないですからね。
  こうして、会場でやらかしてしまうのです(苦笑)
 
 研修というのはいきなり実施するものではありません。実施前に
つくっておくべき状態をつくっておくことが、次の流れにつながって
いきます。

 実施前というタイミングならではで、しておくべき事というのがあるんです。ここを抜かってしまうと、あとの流れがおかしくなる。しかも、一度、おかしくなった流れのリカバリーはほぼ絶望的となります(泣)。
ステップ バイ ステップ。着実に進めていきたいところです。
 
 今回はここまで。ではまた。
 つづく
 

自分が培って来たものを勇気を出して発信していこうと思っています。お読みいただいた方々の今後に少しでもお役に立てば嬉しく思います。よろしければサポートをお願い致します。続けていくための糧にさせていただきます。