「ちょっと変わってるよね笑」

夏休み中
同じ学校の友人と遊んだ時の話だ

その友人はとても僕と気が合い 優しくて凄く面白い
僕の結構好きな友達だ

2人でベンチに座っていつものように話していた
公園のベンチに座っているわけであるから
当然人が沢山通る
そんな中
肩の方から足くらいまで
ごっつい刺青が入ってる人が通った

2人で「今の人凄かったね……」
と驚いた
その後しばらく話していたら
また別の刺青が入った人が通った
立て続けに何人か通って行った
最終的に一日の中で8人くらいは
刺青が入った人が通ったと思う(笑)

「何人通るんだか笑」
と2人で笑っていた
そして何故か刺青の話になった
刺青とタトゥーの違いはなんなんだとか
どのくらい痛いのかとか
どういう柄があるのかとか
色々2人で調べたり話したりしていた
そんな中僕が
「刺青とかが入ってる人、1人くらいは知り合いになりたいな〜」
的なことを言ったら普通に引かれた(笑)

「流石に刺青入ってるのは怖いよ…」
と友人は言った

まあ確かに
僕も怖くないわけでは決してない
でも刺青はかっこいいと思う(笑)

その後に何故か地雷系や量産型の
ファッションの話になった
僕も友人もファッションに無頓着なのだが
地雷系と量産型の違いがわからなくて2人で調べていた笑

そしてまたまた僕が
「地雷系の友達って1人くらいは知り合いになりたいな〜」
的なことを言ったら
よく分からない顔をされた

「まあ欲しいっちゃぁ欲しいかな…？」
と友人は首を傾げながら言った

ーそして帰り道ー

「ちょっと変わってるよね笑」
と友人が爆笑しながら言った

「え、それはどういう意味 笑」
と僕が返すと

「いや、なんか○○って他の人と考える事が違うっていうかなんて言うか 笑」
またまた爆笑しながら友人が言った

それを聞いて僕はあまりピンと来なかった
別に自分が変わってると思ったこともそんなにないし
かと言って皆と同じ思考だと思ったこともないが 笑

ー帰宅後ー

僕は母にその事を話すと

「確かに。○○は普通とはちょっと変わってるかもしれないわね 笑」
と爆笑しながら言われた

もう母にも言われてしまったらこれはそうなのだろう
でも僕が変わってると考えると価値観が合う人が
一人しか思い浮かばないんだよな 笑

結局普通の価値観ってなんなんでしょうね

ただそれだけの話です

久しぶりの長文ですしオチがないので
ちょっと微妙ですが読んでくれて
ありがとうございます！